感情コントロール
場所は
リサイクルじいさんの家
みのる、ゆうき、鈴木
矢崎、しょーた
まどか、理沙
の
7人は
そこにいた
部屋の奥で
便器の水を流す音がして
リサイクルじいさんがトイレから出てきた
ジャジャァ〜
リサイクルじいさん「ふう〜スッキリしたわい(笑)」
みのるが怒鳴りつけた
みのる「てめー!まさかウンコしてたわけじゃねーだろーな!?」
リサイクルじいさんはビックリして言った
リサイクルじいさん「な、なんじゃ急に!?うんこしちゃイカンのか!?」
ゆうきも怒鳴りつけた
ゆうき「いいわけねーだろコノヤロウ!!!」
みのるとゆうきはリサイクルじいさんに飛びかかろうとした
とたんに
矢崎としょーたが止めに入った
しょーた「ちょ、、ちょっと二人ともどうしたの!?
さっきから何かおかしいよ!?」
矢崎「そうだよ!なんでお前らそんなキレてんだよ!?」
みのる「むふー!!」
ゆうき「んふー!!」
すると
リサイクルじいさんが言った
リサイクルじいさん「あ!もしかして!!」
リサイクルじいさんはそう言うと
すかさず
みのるとゆうきのポケットから小さなボタンを取り出した
みのる「あ!おい!返せコラ!!」
ゆうき「オレのボタン!!」
まどかが不思議そうな顔で言った
まどか「オレのボタン???」
リサイクルじいさんはすかさず二つのボタンを押した
ポチッ
ポチッ
と
その瞬間
急にみのるとゆうきが空気が抜けたようにおとなしくなった
リサイクルじいさんが二人のボタンを見て言った
リサイクルじいさん「やっぱりそうじゃったか、、、」
しょーた「どうしたんですか?」
リサイクルじいさんはしょーた達に
その小さなボタンを見せた
リサイクルじいさん「ほれ、ここを見てみぃ、、」
全員「どれどれ?、、、」
みんなは小さなボタンをよく見た
すると
ボタンの裏には
みのるとゆうきの字で
『超攻撃的』
と
書かれていた
矢崎がびっくりして言った
矢崎「あれ!?なんだこれ!?」
リサイクルじいさんが笑いながら言った
リサイクルじいさん「そうじゃ、このボタンは本人がイメージを込めて
裏に言葉を吹き込むと
その本人の波動で文字があらわれるんじゃ」
しょーた「文字が、、、」
まどかが不思議そうな顔で言った
まどか「文字ってそれは書くんじゃないの?」
リサイクルじいさん「いんや、書くんではないんじゃ
イメージを込めて言葉を言うんじゃ」
矢崎が小さなボタンを見つめながら言った
矢崎「そうすると文字があらわれるの?」
リサイクルじいさん「その通り」
矢崎「でも、なんでこんな汚い字なの?(笑)」
リサイクルじいさん「それは言葉を吹き込んだ本人の波動が
そのまま文字としてあらわれるからじゃよ(笑)
丁寧な気持ちで吹き込めば丁寧な文字があらわれるんじゃ」
しょーたが興味しんしんな顔になった
しょーた「へー、、、すごい。。」
まどかが好奇心旺盛な表情で言った
まどか「ねえ!おじいさん!それちょっとあたしにもかして!」
リサイクルじいさん「いや!ちょっと待った!!」
まどか「なに?」
リサイクルじいさんはゆうきとみのるの方を見て言った
リサイクルじいさん「ただこの装置にはきっちりと副作用があるんじゃよ」
矢崎「ふ、副作用!?」
リサイクルじいさん「そうじゃ、自分の感情を好きなようにコントロールしたぶんだけ
その後に反動が返ってくるんじゃ」
そう言うと
リサイクルじいさんはみのるとゆうきの方を見た
みのるとゆうきは
さっきまでの攻撃的な雰囲気はどこかへ消え
完全に弱気になっていた
いや
むしろ
なにも無いのに何かにおびえているようだった
まどかが二人を見て言った
まどか「ね、ねえ、なんであの二人あんなに震えてるの?」
リサイクルじいさん「それはのう、、さっきまでの二人はどこまでも攻撃的、、、
じゃったろ?」
まどか「うん、、」
リサイクルじいさん「今はその反動でまったく反対の感情になっているんじゃよ」
矢崎「という事は?」
リサイクルじいさん「そう、超攻撃的の反対じゃ」
すると
鈴木が二人に近寄っていった
鈴木「よう、お二人さん、さっきはよくもボコってくれたな?」
みのる「あ、、す、、すいませんでした、、、」
ゆうき「ご、、ごめんなさい、、、」
蚊の泣くような声で二人は言った
理沙もまどかも目をまるくした
鈴木は笑顔で言った
鈴木「オレが恐いか?」
みのる「あ、、いえ、、あ、、はい、、」
ゆうき「こ、、、こわいです、、、すいません、、」
鈴木「オレにボコられたいか?」
みのる「あ、、、あ、、、」
ゆうき「か、、勘弁して下さい、、、」
鈴木「よし、だったらオレの言う通りにしろ」
みのる「は、はい、、」
ゆうき「な、、なんですか?、、」
鈴木「聴けばわかる、じゃあ行くぞ」
そう言うと
鈴木はゆっくりと息を吸い込んで
気持ちよさそうに歌った
鈴木「この〜木なんの木気になる木〜♪」
みのるとゆうきはあせって歌った
みのる&ゆうき「き、、気になる木〜♪」
鈴木「声が小さい!!」
みのる「す、すいません、、」
鈴木「笑顔がなってない!!」
ゆうき「は、はい、、」
鈴木「もう一回!!」
そして
3人はそのまま
合唱コンクールと化した
それを見ていたまどか達はリサイクルじいさんに言った
まどか「ね、ねえ、おじいさん、これって危ない物なんじゃないの?」
リサイクルじいさんは笑顔で言った
リサイクルじいさん「それは使う人によるわい(笑)」
しょーた「使う人による?、、」
リサイクルじいさん「そうじゃ、彼等は『超攻撃的』という過激な使い方をしたから
ああいう激しい反動が返ってきてるんじゃ」
矢崎が不思議そうに聞いた
矢崎「じゃ、じゃあ、どういう使い方をしたら平気なの?」
リサイクルじいさん「そうじゃな〜、、例えば、、、どうしても寝なきゃいけないのに
眠れない夜なんかに『ちょっと眠くなる』なんて言葉を吹き込むと
丁寧にやれば心地よい眠りにつけて
次の日の朝もスッキリ起きられるわけじゃな!
ふぉっふぉっふぉ(笑)」
矢崎「へ〜、、、」
しょーたが質問した
しょーた「そのボタンの効果はどれぐらいで終わるんですか?」
リサイクルじいさん「一度ボタンを押すとスタート
もう一度ボタンを押すと終了という設定になっとるよ」
しょーた「じゃあ、例えば『少し眠くなる』って吹き込んで
朝目がさめたらもう一度ボタンを押せばいいわけですね?」
リサイクルじいさん「その通り!!ただし、気をつけんとイカンのじゃが
決して『超ねむくなる!!』なんて吹き込んでしまうと
次の日なかなか起きれんからの(笑)
あくまで丁寧にほんのりと使うのがコツじゃよ」
理沙がチャーミングな笑顔で言った
理沙「ソフトな感じですね?(笑)」
リサイクルじいさん「そう!!ソフトに!!」
矢崎「ソフトに、、(笑)」
リサイクルじいさん「まあ、もし必要な時があったら
みんなのも用意してあるからのう
いつでも言ってくだされ
ふぉっふぉっふぉ
(笑)」
まどかが照れながら言った
まどか「彼氏ができますように、、、ってのはダメかな?(笑)」
リサイクルじいさん「試してみんとわからんぞ〜
ふぉっふぉっふぉ(笑)」
まどか「本当に〜!?(笑)」
その後ろで
鈴木とみのるとゆうきは
まだ歌っていた
鈴木「はい!この〜木なんの木気になる木〜♪」
ゆうき&みのる「気になる木〜♪」
鈴木「そう!その調子!!
名前も知らない木ですから〜♪
はい!コーラス!!」
ゆうき&みのる「あ〜♪あ〜♪あ〜♪」
鈴木「名前も知ら〜ない〜♪
花〜が咲くでしょう〜♪はい!一緒に!!」
鈴木&みのる&ゆうき「花〜が咲くでしょう〜♪」
鈴木「いいねー!いいねー!さあ2番いくよ〜!!」
3人は夜になるまで
合唱を続け
最終的には
かなりうまくなっていたという
(笑)
いやはや
妙なボタンが出てきましたが
もし
君なら
なんて吹き込むのかな?
ふぉっふぉっふぉ
(笑)
つづく(笑)
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