恋人


暗い夜

のろっぺの部屋では

時計の秒針の音だけが

静かに響いている

突然

寝ているのろっぺの頭に

強烈な耳鳴りがした

きーん!!

のろっぺ「うわ!!」

のろっぺは思わず飛び起きた

部屋を見渡すと

暗闇の中に

学生服を着た女の子が立っている

ちょうどのろっぺと同じくらいの年頃だ

のろっぺはびっくりして

その女の子を見た

『ともだちになって、、』

突然

のろっぺの耳に直接声が聞こえてきた

のろっぺ「うわぁぁぁぁ!!!!」

のろっぺは

思わずベットから飛び起き

電気をつけた

カチッ

パッと部屋が明るくなった

その女の子は立っている

しかし

半透明だ

後ろがすけてみえる

のろっぺは瞬間的に思った

のろっぺ『か、、かわいい、、』

そして

のろっぺは吸い寄せられるように

その女の子の方へ近寄った

良く見ると

とってもかわいい女の子だった

その子は

のろっぺの目を見て

つぶやいた

『ともだちになって、、、』

のろっぺは

ごくっ

唾を飲み込んだ

そして

おそるおそる言った

のろっぺ「と、、ともだちになればいいのか?」

女の子『うん、、』

のろっぺは

その幽霊の女の子の手をにぎった

少し冷たいが

人間のような感触が伝わった

のろっぺは

その女の子の目を見て言った

のろっぺ「な、名前は?」

女の子『さゆり、、』

のろっぺ「さゆり、、、か」

のろっぺは

ギュッと

その子の手をにぎった

のろっぺ「よし!!ともだちになろう!!」

女の子『いいの?、、』

女の子は

ためらいながらも

嬉しそうな顔をした

のろっぺはまた思った

のろっぺ『うお!!超オレのタイプだ!!』

女の子は少し寂しそうな顔で言った

さゆり『あたし、、幽霊だよ、、』

のろっぺ「いいよいいよ!!」

のろっぺは

さゆりの手をひっぱって

ベッドへ連れていった

のろっぺ「ささ、立ち話もなんだから一緒に寝ようぜ」

さゆり『うん、、』

そして

のろっぺとさゆりは

一緒にベッドに入った

さゆり『あったかい、、』

さゆりは人の温もりを求めていたようだった

のろっぺとさゆりは

身を寄せあって

一緒に寝た

一緒に寝ているうちに

だんだんさゆりの体温もあたたまってくるようだった


そして

次の日

キーンコーン♪

カーンコーン♪

いつものように学校が始まり

のろっぺは

さゆりを連れて教室にやってきた

みのるがびっくりして言った

みのる「お、おい!のろっぺ!!なんだよその子!!」

ゆうきも超びっくりして叫んだ

ゆうき「お、おい!!体がすけてるじゃねーか!!」

のろっぺはさゆりの手をにぎって言った

のろっぺ「そう、さゆりっていうんだけど幽霊なんだ」

みのる&ゆうき「ゆ、幽霊!!?」

のろっぺは嬉しそうに言った

のろっぺ「そ、ま、ちょっと変わった恋人って感じ?」

さゆりがパッとのろっぺの方を見て言った

さゆり『まだでしょ?まずは友達から!!』

のろっぺ「あ、ああ、そうだったな(笑)」

みのるとゆうきは

目を丸くした


こうして

のろっぺは

一風かわった恋人

いや

友達以上

恋人未満の友達を手に入れたのだった


つづく(笑)




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