両想い
夜のエレガントな喫茶店
しょーたは息を飲んで
理沙を見た
しょーた「じ、実は、、」
理沙「うん、、」
理沙も覚悟を決めたように息を飲んだ
しょーた「好きな人、、なんだけど、、」
しょーたは最大限の勇気をふりしぼって
理沙に告白しようとした
と
その瞬間
遠くの階段から
店員「待てコノヤロー!!」
という声とともに
みのるとゆうきの声がした
みのる「今は金ないけど部屋に帰ればあるんだよー!!」
店員「じゃあなんで逃げるんだこの歌い逃げドロボー!!」
ゆうき「みのる!!こうなりゃとことん逃げてやろうぜ!!」
みのる「そうすっか!!」
どうやら
みのるとゆうきは部屋にサイフをおいたまま
カラオケを歌いまくってしまい
そして
歌い逃げして
店員に追われていたのだった
しょーたと理沙は
みのる達の方を向いて言った
しょーた「み、みのる君たち、、だね、、」
理沙「うん、、どうしたんだろ、(笑)」
みのるたちは
そのままホテルの外へと逃げていった
店員「待てこのやろー!!」
みのる「逃げろー!!」
ゆうき「ちゅおあー!!」
しょーたは気を取り直して
理沙を見て言った
しょーた「じゃ、じゃあ、、話しの続きなんだけど、、」
理沙「うん、、」
理沙も気を取り直して
しょーたを見た
しょーたは手を握りしめて
汗をかきながら言った
しょーた「じ、実は、、僕の好きな人っていうのは、、」
理沙も手をテーブルの下でギュッとにぎった
しょーたは
パッと強いまなざしで理沙を見た
それはとても真剣なまなざしだった
理沙は思わず
ヘビに睨まれたカエルのように
しょーたの視線にくぎづけになった
と
次の瞬間
入り口の方から
鈴木をかついだ矢崎と
かおりが帰ってきた
しょーた「あ、矢崎くん、、」
理沙は鈴木を肩にかついでいる矢崎を見て言った
理沙「す、鈴木くん、、どうしたんだろう?」
しょーたも不思議そうに矢崎を見た
矢崎たちは
しょーたと理沙に気付かず
そのままエレベーターで上に登っていった
そして
しょーたと理沙は
また気を取り直した
しょーたが少し笑いながら言った
しょーた「きょ、今日は何かいろいろあるね(笑)」
理沙「そうだね(笑)」
二人は緊張した空気が
少しやわらいだようだった
そして
しょーたは気を取り直して言った
しょーた「その、、好きな人、、なんだけど、、」
理沙「うん、、」
しょーたは下を見ていたが
ふと顔をあげて理沙を見た
理沙もしょーたを見た
しょーたが少しふるえる声で言った
しょーた「その、、好きな人っていうのは、、り、、」
理沙『り?、、』
しょーた「理沙、、ちゃん、、なんだ、、」
理沙「え!?」
ついに
ついに
しょーたは理沙にコクってしまった
理沙はビックリして
喜ぶより先に
頭が真っ白になり
しょーたを見つめた
しょーたは顔を真っ赤にして
下を向いた
理沙も顔を真っ赤にした
そして
理沙は小さな声でつぶやいた
理沙「わ、、私も、、、」
しょーた「え?」
理沙は顔を赤らめながら
笑顔でしょーたに言った
理沙「私も、、しょーた君の事が、、好きだったんだ、、(笑)」
しょーた「え!?」
しょーたは超びっくりして理沙を見た
そして
顔を赤くした
理沙「ずっと前から、、」
しょーた「り、、理沙ちゃん、、、」
そして
カメラが引いていき
喫茶店の全体図が写り
感動的なBGMが流れた
(笑)
と
次の瞬間
入り口から叫びながら
ゴンゴンが走ってきた
ごんごん「カーット!!カーット!!」
しょーたと理沙はびっくりして
ゴンゴンの方を見た
理沙&しょーた「ご、ごんごん!?」
ゴンゴンは叫びながら
しょーたと理沙の方へ走ってきた
ごんごん「ダメだよ!!ダメだって!!
そんなラブラブになっちゃぁ!!
オレだってそんななりたいよ!!」
しょーたと理沙はビックリしてゴンゴンを見ている
しょーた「ど、どうしたの?」
ゴンゴンは口に手をあてて叫んだ
ごんごん「鈴木ー!!鈴木ーー!!!」
すると
テーブルの下から鈴木があらわれた
鈴木「なんだ?」
理沙「きゃぁ!!」
しょーた「す、鈴木くん!!」
ゴンゴンは鈴木の肩を持って言った
ごんごん「鈴木たのむよ!!この二人このままじゃ超ラブラブになっちゃうよ!!」
鈴木「よし、わかった」
鈴木はおもむろに振り返ると
しょーたと理沙の頭に
チョップを食らわせた
ドガッ!!
ドゴッ!!
しょーた「あぐっ!!」
理沙「あうっ!!」
ドサッ
ドサッ
二人は気絶してしまった
鈴木が手をはらいながら言った
鈴木「これで数十分の記憶は消えているだろう」
ゴンゴンは超喜んで言った
ごんごん「マジで!?じゃあ告白しなかったことになる!?」
鈴木「もちろんだ」
ゴンゴンは歓喜の声をあげた
ごんごん「やったー!!」
そして
ゴンゴンは鈴木の肩を持って言った
ごんごん「ありがとう!!鈴木!!
やっぱ持つべき友は鈴木だね!!
こんなに先こされちゃったらたまったもんじゃないもんね!!
よし!!オレ達もしょーた達に負けないように
自分の恋を頑張ろう!!
そしてうまくいったら
しょーたと理沙の恋も祝ってあげよう!!」
鈴木「ふんっ!!」
ドガッ!!
ごんごん「あぐっ!!」
ドサッ
ゴンゴンは鈴木にチョップされ気絶してしまった
鈴木は北斗のケンシロウのように
オーラを発しながら
歩いて
去っていった
いやはや
なんとか
しょーた&理沙がラブラブになるのは
防げたね
(笑)
先をこされてたまるかい!!
しゅぽーい!!
(笑)
つづく(笑)
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