コクるのか?


夜の浜辺

IN

おきなわ

かおりと矢崎の目の前に

突然

鈴木があらわれた

鈴木は持っていたやりを落とすと

うああぁぁぁぁぁ!!

叫びながら

かおりの方へ走ってきた

かおり「え!?ちょ、誰だれ!?」

矢崎もあわてふためいて叫んだ

矢崎「友達の鈴木だよ!!何か様子がおかしい!!

気をつけろかおり!!」

かおり「え!?気をつけろったって!!」

鈴木は全速力で

かおりのすぐ近くまで走ってくると

鈴木「はぁ!!」

ジャンプして

かおりに飛びかかった

かおり「きゃぁ!!」

かおりは思わずよけた

ズシャァッ

鈴木は頭から砂浜に突っ込んだ

そして

そのまま砂の中へと潜っていった

矢崎とかおりは鈴木の潜っていった砂浜を見つめた

かおりが正気を取り戻すと

矢崎に向かって叫んだ

かおり「ちょ、、ちょっとなんなの!?今の!?」

矢崎「い、いや、ちょっと変わった友達なんだよ(笑)」

かおり「変わってるとかじゃなくて砂の中に潜ったよ!?」

矢崎はあわてて言った

矢崎「い、いや、ちょっと人間離れした所があってさ(笑)」

かおり「人間離れっていうかあり得ないんだけど!!」

その瞬間

かおりの後ろの砂の中から

鈴木が

シュッ

飛び出した

矢崎「かおり危ない!!」

鈴木は後ろから

かおりの首筋にチョップを食らわせた

スッ

かおりは身を低くして

鈴木の攻撃をかわし

かおり「なにすんのよ!!」

叫びながら

鈴木の腹に強烈なボディーブローを食らわせた

ボフッ!!

鈴木「おぐっ!!」

鈴木は珍しく

攻撃をかわされ

逆に気絶させられてしまった

薄れていく意識のなかで

鈴木はギロロ伍長のように思った

鈴木『お、オレの攻撃をかわすとは、、、

かおり、、か、、

惚れ、、たぜ、、、』

ドサッ

鈴木は砂浜に倒れ

意識を失った


エレベーター前では

しょーたと理沙が

目を合わせて

立ち止まっていた

理沙が目をおよがせながら

しょーたに言った

理沙「しょ、しょーた君もジュース買いにきたんだ?」

しょーた「う、うん、、理沙ちゃんも?」

理沙は少しはにかみながら言った

理沙「う、うん、ちょっとのど乾いちゃって(笑)」

そして

理沙は自販機の方へ歩いて行こうとした

しょーたは

そのままエレベーターにのって上に登ろうか

それとも

理沙の方へ行こうか

迷っていた

そんなしょーたを見て

理沙も少し迷いながら言った

理沙「じゃ、じゃあ、ジュース買いに行ってこよ(笑)」

しょーた「うん(笑)」

理沙は自販機の方へ歩いていった

しょーたは

やはりエレベーターには乗らずに

理沙の方へ歩いていった

ガチャンッ

ジュースを自販機から取り出そうとしている

理沙の後ろから声が聞こえた

しょーた「理沙ちゃん、、」

理沙「え?」

理沙はびっくりして後ろを振り返ると

しょーたが立っていた

理沙は本当はしょーたと喋りたかったので

とても嬉しさを感じた

しょーたがはにかみながら言った

しょーた「あ、あのさ、、この前の話しなんだけど、、」

理沙「うん、、」

理沙はジュースを持って立ち上がった

その頬は少し赤くなっていた

もちろん

理沙はしょーたにフラれたと思っている

この前の平和の森公園での会話で

しょーたには

自分以外に好きな人がいた

イコール

自分はフラれてしまった

思い込み

目にあふれる涙を

しょーたに隠しながら帰宅し

その夜

枕を濡らした理沙だったが

やはり

しょーたに話しかけられると

幸せなのであった

ロビーには

おしゃれな雰囲気の喫茶店のような店があり

ムーディーなクラシックが流れている

しょーたがその喫茶店のような店を見て言った

しょーた「じゃ、じゃあ、立ち話もなんだから

あの喫茶店でも行こうか?」

理沙「うん」

そして

二人は

なんとなしに心地よい幸せを感じていた

喫茶店の席に座ると

エレガントな服をきた店員さんが

水を持ってきた

店員「御注文お決まりになりましたらお呼び下さい」

しょーた「あ、はい」

そして

二人はポジティブなまなざしで

視線を交わした

しばらくすると

紅茶がはこばれてきた

理沙は紅茶に砂糖を入れながら

しょーたを見て言った

理沙「それにしても、、しょーた君に好きな人がいたとは知らなかったよ(笑)」

しょーた「そ、そうだよね(笑)」

しょーたは紅茶に入れた砂糖をかきまぜながら

はにかんだ

理沙がチラッとしょーたを見て

どうしても気になる様子で言った

理沙「い、いつから、、好きになったの?、、その、、しょーた君の好きな人って、、」

しょーたは照れながら

チラッと理沙を見て言った

しょーた「さ、最近って言えば最近なんだけど、、

結構前から意識はしてたのかな、、」

理沙「そうなんだ、、、」

理沙も紅茶の砂糖をかきまぜながら

少し悲しそうな目でつぶやいた

そして

理沙は気になった

『しょーた君の好きな人って

どんな人なんだろう?』

そして

あんまりがっついてるように思われないように

なるべく

さらっと質問してみた

理沙はパッとしょーたの方を見て言った

理沙「しょーた君の好きな人って」

同時にしょーたも口を開いた

しょーた「この前の話しなんだけど」

理沙「あ、、」

しょーた「あ、、」

二人は一瞬同時に喋ってしまったので

お互いに口を閉ざした

しょーたが理沙を見て言った

しょーた「なに?」

理沙はあわてて言った

理沙「あ、いいよしょーた君」

しょーた「いや、僕は後でいいよ(笑)」

そして

理沙は紅茶を一口飲んで言った

理沙「あの、、変な質問かもしれないけど、、

しょーた君の好きな人って、、どんな人なのかな?

と思って、、(笑)」

しょーた「え?」

しょーたは思わず理沙を見た

そう

それは

どんな人かって

あなたですよ

という

状況だった

しょーたはさすがに少し口をつまらせた

しょーた「そ、その事なんだけど、、、」

理沙「うん」

理沙も息をのんだ

そして

しょーたが何か重要な事を言おうとしてるのを察知した

理沙は思った

理沙『ま、まさか、、まどか、、とか?』

しょーたは息を飲んで

何かを決心したように

理沙を見た


その頃

みのるとゆうきは

地下1階にあるカラオケにいた

みのるはマイクを握りしめて

みのる「お〜れ〜のは〜なし〜をき〜け〜♪」

こぶしをきかせて

タイガー&ドラゴンのテーマソングである

クレイジーケンバンドを熱唱し

横ではゆうきが

ゆうき「タイガータイガーじれっタイガー!!」

長瀬智也の真似をしていた

その頃

大森では

ゴンゴンが自宅で

『ケロッケロッケロ♪いざっすすっめ〜♪』

テレビから流れる音楽に合わせて

嬉しそうに体を動かしながら

ケロロ軍曹の

アニメDVDを鑑賞していた

とさ

(笑)


つづく(笑)




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