好きな人
夜の平和の森公園
冬の冷たい風が吹き抜ける中
夜の木々にかこまれた
噴水前の広場
そこの段にしょーたと理沙は
座っていた
理沙が遠くの森を見ながら
おもむろに口をひらいた
理沙「矢崎君の事なんだけど、しょーた君が知ってる事があったら
教えてほしいんだけど、、」
しょーた「うん、、」
しょーたは息をのんだ
そして
思った
『な、なんの話しなんだろう?、、』
理沙はふとしょーたの方を向いて言った
理沙「矢崎君が私の事好きだって聞いたのは
もうずいぶん前の話しなんだけど、、
その、、今でもそれは、、
変わってないのかな?
と思って、、」
しょーたはまた思った
『ど、どういう事だろう?
やっぱり理沙ちゃん矢崎君の事が好きになっちゃったとか?、、』
そして
しょーたはおもむろに下を見ながら喋った
しょーた「うーん、、僕も矢崎君からその話しを聞いたのは
結構前だから、、今もそうなのかは聞いてないけど、、
でも、矢崎君って一度好きになったら一途なタイプだから、、
多分、、まだ理沙ちゃんの事が好きなんだと思うよ、、」
すると
理沙は微笑みを見せた
理沙「良かった(笑)」
しょーた「え?」
しょーたは一瞬
脳みそを打ち抜かれたような衝撃に襲われた
『良かった、、って、、どういうこと?、、』
そう思ったしょーたは
恐る恐る聞いてみた
しょーたはすこし驚きの表情を見せながら
理沙を見た
しょーた「り、理沙ちゃんも、、矢崎君の事、、好きなの?、、」
理沙「ん〜ん、そういうわけじゃないんだけど、、」
しょーたは思った
『そ、そういうわけじゃない?、、
じゃあ、さっきの「良かった」っていうのは、、なんだったんだろう?』
そして
思いきって聞いてみた
しょーた「あ、あのさ、、」
理沙「うん」
しょーたの視界に
夜の女神のような
愛おしく恋しい理沙の笑顔が飛び込んできた
ドキーン!!☆
しょーたはまたトキメキってしまった
そして
思わず目が泳いでしまった
それでも
今1番気になっている事を思いきって質問してみた
しょーた「さ、さっき、、理沙ちゃんが「良かった」って言ったのは、、
どういう意味で言ったの?」
理沙はきょとんとした表情をした
理沙「え?、、ああ、、それはしょーた君もその話しを矢崎君から聞いたのは
結構前でそれからは聞いてないって言ったから(笑)」
しょーたは不思議そうな顔で言った
しょーた「言ったから?、、」
理沙は微笑みを見せた
理沙「うん、っていう事は
矢崎君の気持ちは今は変わってるかもしれないって事でしょ?」
しょーたは少し驚いて理沙を見た
しょーた「え?、、どういう事?」
理沙は少し照れながら言った
理沙「だってもし矢崎君が今でもよくしょーた君に私の事で相談とかしてたら
どうしようかなと思ってたらから(笑)」
しょーたはなんだかちょっと嬉しい気持ちになってきた
そして思った
『ん?、、という事は、、矢崎君が理沙ちゃんに恋してない可能性がある
ってことで「良かった」って言ったのか、、
という事は?、、』
しょーたはちょっとドキドキしていた
しかし
しょーたはふと思い出した
矢崎が一途な男であるという事を
そして
理沙を見て言った
しょーた「で、でも、、やっぱり矢崎君の性格は基本的には一途なタイプだから
もしかしたら今でも理沙ちゃんへの想いは変わってないかもしれないよ、、」
理沙は笑顔で言った
理沙「ん〜ん、それでもいいの
ただ、、しょーた君も私もその話しを聞いたのはだいぶ前の話しって事がわかっただけでも
良かったから(笑)」
しょーたはまた何となく嬉しい気分になってきた
なんだか
ちょっと希望が見えてきた
そんな気持ちになっていた
そして
ついに
核心にせまる質問をなげかけた
しょーた「と、ところで、、その、、なんでその事が気になったの?、、」
理沙はちょっと照れながら
パッとしょーたから視線をそらし
さっきのしょーたのように
目が泳ぎだした
理沙「そ、、それは、、」
しょーたは思った
『な、なんだろう?、、希望に満ちた話しだろうか?
それとも?、、』
理沙はしょーたの方をパッと見て
すぐに目の前の遠くの森を見た
そして
少し体をゆらしながら
緊張した様子で言った
理沙「わ、私、、、、しょ、、」
しょーたは思った
『しょ?、、、僕の事!?』
次の瞬間
理沙はパッとしょーたの方を向いて言った
理沙「しょ、しょーた君は好きな人っている?」
しょーた「え?」
しょーたはふいに
自分が1番好きな恋する理沙から
目の前で「好きな人いる?」と聞かれ
思わず顔を赤くした
そう
しょーたの頭の中には
一つの言葉しかなかった
それは君だよ
と、、
そう
しょーたは
とっても理沙に恋していた
そんな理沙に
夜の公園で二人きり
となりに座りながら
「好きな人っている?」
と
聞かれている
この状況に思わずしょーたも緊張した
そして
心臓がドキドキして
嬉しいような
頭が真っ白になるような
ハイな状態になっていた
しょーたは緊張しながら言った
しょーた「ぼ、、僕は、、、」
理沙「うん、、」
理沙も緊張した様子で
息を飲んでしょーたを見ている
しょーた「す、、好きな人、、だよね?」
理沙「うん、、」
理沙はふいに不安そうな表情をみせた
しょーた「い、いるよ、、(笑)」
理沙は一瞬ビックリしたような表情を見せ
期待と不安が入り交じったような表情で
しょーたを見た
しかし
その顔からすぐに期待の色は消えて
不安な表情に変化した
そして
頑張って笑いながら言った
理沙「しょ、、しょーた君、、好きな人、、いたんだね、、」
理沙は悲しそうな表情を見せた
理沙はしょーたの雰囲気から
おそらく
その好きな人というのは
自分ではない
と
判断した
そして
理沙はパッとしょーたの方を向いて
笑顔で言った
理沙「ご、ごめんね、、変な事聞いちゃって、、」
しょーた「いや、、」
しょーたは少しあせって言った
しかし
理沙がパッと立ち上がった
理沙「きょ、今日はありがとう、、変な相談にのってもらって(笑)」
しょーた「え?、、」
しょーたも驚いて立ち上がった
理沙は少しぎこちない様子で言った
理沙「わ、、私の友達が、、矢崎君の事好きだって言ってて、、
相談されたから、、ちょっとしょーた君に聞いてみようと思って(笑)」
しょーたもぎこちない笑顔で言った
しょーた「そ、そうなんだ?(笑)」
理沙は思わず
目からあふれそうになった涙を
しょーたに見えないように
くるっと
後ろを向いて
さりげなくふいて言った
理沙「今日はありがとう、、また明日、学校でね!!」
そう言うと
理沙は走って平和島駅の方に向かっていった
しょーた「り、理沙ちゃん!!」
理沙は木々におおわれた暗い出口に走りながら
しょーたに手をふった
しょーたは力なく手をふりながら
その場に立ち尽くした
いやはや!!
最近ちょっと恋愛ドラマっぽい
ゴンゴンノベル
(笑)
みのる達が出て来ないけど
いつ出てくるのか?
こう御期待!!
とぅ
(笑)
つづく(笑)
NEXT
BACK