フォーリンラブ


しょーたが部屋で寝ていると

携帯が鳴った

ピンポコポンポン♪

ピンポコポコポコ♪

しょーた「ん、、んん、、誰だろう?

こんな夜中に、、、」

しょーたは眠い目をこすりながら

電気をつけた

パチッ

時計を見ると

まだ夜の8時だった

しょーた「あ、そっか、、昨日寝不足だったから

今日はすぐに寝ちゃってたんだ、、」

しょーたはおもむろに携帯を手にすると

ディスプレイを見た

ディスプレイにはある人の名前が表示されていた

理沙さん

しょーた「あ、、理沙ちゃんだ!!、、」

しょーたは急にドキドキしてきた

普段、理沙から電話が来る事はほとんどなかったからである

しょーたはドキドキと不安を交えながら

恐る恐る電話にでた

しょーた「も、もしもし、、」

受話器からかわいい理沙の声が

耳もとをくすぐった

理沙「あ、しょーた君、ごめんね、突然電話しちゃって、、

今、、大丈夫だった?」

しょーた「だ、大丈夫だよ?」

理沙はしょーたの寝起きっぽい声を察知した

理沙「あ、ごめん、寝てた?」

しょーた「いや、起きてたよ(笑)」

しょーたは気を使わせないために軽くかわした

理沙「あ、あの、、今日って予定入ってる?」

しょーたは少し緊張しながら言った

しょーた「今日?、、今日はとくに、、何もないよ?、、」

理沙はめずらしく積極的だった

理沙「あ、あの、、良かったら今から平和の森公園で、、会えないかな?」

しょーた「え?、今から?」

しょーたはすこし驚きの表情を見せた

理沙「あ、ごめん、、無理だったらいいんだけど、、」

しょーた「いや、大丈夫だよ!!」

しょーたは思わぬ突然の理沙からの誘いにハイテンションになってきた

しょーた「うん、、うん、、わかった、じゃあ、8時半に噴水の広場で、、」

ピッ

しょーたは携帯を切った

しょーた「ふぅー、、」

しょーたは少し緊張した様子で

さっそく出発の準備をはじめた

しょーたは意外と早く準備が整い

チャリンコに乗って

平和の森公園へ向かった


pm

8:15

夜の平和の森公園

噴水広場

夜の平和の森公園は静まり返り

透き通った空気が流れていた

ときたま自転車にのった奥さんなどが

カゴにスーパーで買った食料を入れて走り抜けて行く

しょーたは意外と早く着いてしまい

1人噴水前の段になっている所に座っていた

しょーたは考えていた

『い、いったい何の用事なんだろう?

緊急なんだろうか?

もしかしたら

あまり良くないニュースとか?

いや、今からそんな風に予想したってしょうがない

ポジティブに考えよう

はっ、、

ま、まさか、、、

この前の公園の話しの続き?、、

矢崎君が理沙ちゃんの事を好きだって知ってるって、、

言ってたな、、

そういえばあの日は後ろからいきなり鈴木君が出てきて、、

それから気がついたら、、

はっ!!』

しょーたはあわてて後ろを振り向いた

しょーた『ま、まさか今日も鈴木君が後ろに隠れてるとか?』

しょーたはあわてて

後ろにあるベンチの所を見に行った

ベンチの後ろを見ると

鈴木がほふく前進の格好でひそんでいた

しょーた「す、鈴木君!!」

鈴木「よ、よくここにいるとわかったな、、」

しょーた「なにやってるの?」

鈴木「いや、ちょっと、、」

しょーた「まさかまた、、?」

鈴木はあわてて立ち上がると

しょーたを見て言った

鈴木「堂々と行け、恋は度胸だ」

しょーた「う、うん、、」

鈴木は空に向かって叫んだ

鈴木「行くぞ!!みぽりん!よしたか!サンベリー!!」

すると

林の中から声がした

みぽりん「オッス!!」

よしたか「オッス!!」

サンベリー「オッス!!」

後ろの草むらから

みぽりんとよしたかとサンベリーが飛び出した

サンベリーは身長2メートル以上の熊だったので

かなりインパクトがあった

そして

4人は平和島BIG FUNの方へ向かって走っていった

しょーた「あ、あの熊は、、」

すると

夜の公園の暗い森の入り口から

聞きおぼえのある声がした

理沙「しょーたくーん!!」

しょーた「あ、理沙ちゃん!」

しょーたが振り返ると

そこには少しボーイッシュな服を着た

かわいい理沙が手をふっていた

ドッキーンッ☆

しょーたは思わず

トキメキ

恋の世界にフォーリンラブした

そして

二人は噴水の前の段に座った

理沙がしょーたを見て言った

理沙「ごめんね、突然呼び出しちゃって、、」

しょーたはふと理沙の方を見た

すぐとなりで

顔と顔が30cmぐらいの距離で

しょーたを見て話しかけて来る理沙を見て

しょーたはまたドキッとした

そう

それはトキメキだった

しょーた「だ、大丈夫だよ、僕は全然!!」

理沙「そう、良かった(笑)」

理沙は天使のような微笑みを見せた

そして

何かを心に決めたように

二人の前に広がる芝生を見ながら

遠い目で言った

理沙「こ、この前の公園での話しって憶えてる?、、」

しょーたは

『きた!!』

と思った

そして

無意識のうちに嬉しい気分になっていた

『これは悪いニュースとかじゃなくて

嬉しいニュース系だ!!』

そう

もはや

しょーたの心は変化していた

昔のしょーたは

それが悪いニュースに感じとれた

なぜなら

理沙が自分に恋しているという話しは

しょーたにとっては嬉しい

というよりは

困った

という話しだった

なぜなら

しょーたの大親友の矢崎が

ものすごい一途な想いで

ずっと前から理沙に惚れているからである

『できれば矢崎くんと理沙さんが付き合ってくれたら

僕も一番嬉しいんだけど』

思っていたしょーたにとっては

理沙が自分に告白してくるような事態は

なんとしても避けたかった

なぜなら

一度告白されてしまったら

その先

ある意味で

矢崎に正直にその事を言うか

あるいは

隠さなければならない

真面目なしょーたにとって

それは難儀な話しだった

なので

昔のしょーたにとって理沙の自分への想いというのは

不慮の事故

といった困った状況だったのだ

だが!!!

(笑)

今のしょーたにとっては

全く違う意味を持っていた

そう

確かに矢崎の想いは変わっていない

しかし

しょーたの想いが変わったのだ

理沙に対する気持ちが、、

今のしょーたは

あれからずいぶん時間もたち

気がつけば

すっかり理沙に恋してしまっていた

つまり

フォーリンラブ

である

今のしょーたにとって

矢崎がどうのこうの

というよりも

むしろ

理沙が自分に恋している

としたら

とにもかくにも

それだけで素晴らしく幸せな気分になれるのだった

恋のマジックが

しょーたの中にある

矢崎を傷つけたくない

という壁を

消し去っていたのだ

それは

このまえ鈴木がしょーたにプレゼントしたセリフ

『恋は戦争だ、戦友の死を恐れていては敵は倒せん』

という鈴木の師匠キャラ命言集のそれに似たものがあった

しょーたはおもむろに

芝生を見つめながら言った

しょーた「うん、、憶えてるよ、、

矢崎君が理沙ちゃんの事好きだって話し、、だよね?」

理沙「うん、、」

しかし

しょーたは一瞬、不安になった

『も、もしや

これは僕への告白ではなく

理沙ちゃんもついに矢崎君に恋してしまったとか?

それの相談!?

それとも僕の事が好きだって話し?

ど、どっちなんだろう?』

しょーたは息を飲んだ


いやはや

ここで

つづく

ってところが久々にドラマっぽく終わった

ゴンゴンノベル

(笑)

次回どうなるのか?

こう御期っ待!!

しゅっ

(笑)


つづく(笑)




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