沖縄の海
場所は沖縄
青い空が広がっている
ところどころに白く光る入道雲が浮いている
ビーチにはたくさんの観光客が幸せにひたりに来ている
みのる「いやー来ちまったな、お、き、な、わ(笑)」
佐藤円香「ぬっひー!、すげー!、藤原まどかがCMしてた映像みてーだ!」
鈴木は首や肩を柔軟体操している
コキッ コキッ
鈴木「ふふ、オレの水泳テクニックを見せてやるぜ」
静かに波の音が響き
いろんな人の楽しそうに遊ぶ声がする
3人は砂浜から海に向かって歩き始めた
その時
後ろから2人の男が走ってきた
矢崎「おまえら早いぞ!」
しょーた「はあっ、はあっ」
そう
5人は競馬で大当たりした新次郎から50万円をもらい
その金で沖縄旅行に来ているのである
みのる「あちっ!、あっちち!、ちょっとビーチサンダル取ってくる!」
鈴木「砂がかなり熱くなってんだな」
10分後
5人は沖縄の海で楽しく遊んでいた
浜辺から20メートルくらい海に入った所で
波が来た時にジャンプして遊んでいる
みのる「うわっほ〜う!」
佐藤円香「き〜もちいい〜!」
浜辺のスピーカーからは音楽が流れている
しょーた「これ、今流れてる音楽って誰の曲かな?」
矢崎「ん、誰だろうな?」
鈴木「これはZEEBRAの新しいアルバムのウィークエンドって曲だな」
しょーた「へー、、いいなー」
佐藤円香「しょーた、HIP HOPとか聞くんだ?」
しょーた「あ、いや、まだあんまり聞いた事ないけど、、いいなーと思って(笑)」
その頃
彼等の横では同じ年頃の女の子達が
ビニールボールでバレーをしながら
キャッキャと遊んでいた
鈴木「ふふ、となりから聴こえてくる黄色い声が気持ちいいぜ」
佐藤円香「ああ、耳の保養になるな」
みのる「うっ、小便してぇ!」
矢崎「お、おい、みのる、ここですんなよ?!」
みのる「大丈夫、まだ我慢できるさ(笑)」
と言って
みのるは肩まで海につかり
動きが止まった
しょーた「あ、あ、や、矢崎君!?、みのる君が!」
矢崎「あ、おい、みのる!、おまえ小便してんな!?」
鈴木「マジかよおい!」
佐藤円香「うわ!」
4人はあわててその場から泳いで立ち去ろうとした
みのる「ひひ、、、ひひひ、、」
そして夕方
波に沈もうとする夕日が
赤く、赤く、世界を照らしている
5人は浜辺にあるホテルの
プール沿いの野外レストランから
夕日を眺めていた
ゆらめく情熱の赤に燃える太陽が
海の地平線に反射してダイヤモンドのチリのように輝いている
みのる「な、なんて綺麗なんだ、、、」
野外レストランではハワイアンの音楽が流れている
鈴木「な、なんでハワイアンなんだ?」
そして
5人は浜辺の野外レストランで
おいしい食べ物や
おいしい飲み物を口にしながら
小粋な会話に花を咲かせ
楽しいひとときを過ごした
心地よい海のそよ風が顔をなで
波の音が心を癒してくれている
みのる「なあ、オレ達こんなのんきに暮らしてていいのかな?」
鈴木「あ?、どうしたよ、急に」
みのる「いや、オレ達がこうしてる間にも地球のどっかでは
餓えに苦しんでる人達がいるわけだろ?」
鈴木「ん、まあ、そうだな」
みのる「いいのかな?、オレ達こんな事してていいのかな?」
佐藤円香「別にいいんじゃねーの?、減るもんじゃねーしよ」
鈴木「な、なにが減るんだ?」
矢崎「でも、みのるの言う事も一理あるよ」
しょーた「うんうん」
矢崎「やっぱり他人事で片付けちゃダメだと思うな」
みのる「お、さすが矢崎!、いい事言うねー」
鈴木「ふふ、どっかの坊主とは大違いだな」
佐藤円香「なんだ鈴木!、オレが悪いってのか!?」
鈴木「悪いとは言ってねーさ、オレはただ「坊主」って言っただけさ(笑)」
佐藤円香「オレは坊主じゃねぇぞ!、ロンゲだぞ!、ロンゲ!」
太陽はすでに沈み
あたりは夜の海へと姿をかえ
夜空には星達が輝き始めた頃
5人はまだ議論していた
佐藤円香「だーかーら!、オレ達はまず自分の事を考えるべきだろ!?」
みのる「ちげーよ!オレが言ってるのは地球のどっかで餓えに苦しんでる人の話だって!」
しょーた「、、、、(困っている)」
矢崎「うーん、どっちの意見もわかるけど
でも、やっぱり他人を思いやる気持ちは大切だと思うな」
みのる「だろ?、だろ?、ほら、やっぱオレは間違ってねー!」
佐藤円香「なんだよ!、別にいいじゃねーかよ!、減るもんじゃねーんだからよ!」
鈴木「だから何が減るんだよ!!」
そして次の日
5人は少し離れた島に遊びにきていた
天気は相変わらず快晴で
これでもかってほど南国の写真ハガキのような光景が広がっている
みのる「うおー!、すげー!、こりゃパラダイスだな!」
佐藤円香「ぬっほー!」
みのるとゆうきはさっそく走って
バシャバシャと海に入って行った
矢崎としょーたも目を輝かせている
矢崎「すげー、、綺麗な海、、」
しょーた「僕、来てよかった、、みのる君達に感謝だよ」
鈴木は首や肩をコキコキとならしている
鈴木「ふふ、オレの脅威の潜水テクニックを見せてやるぜ」
そして
今日も今日とて
5人はワイワイと海で遊んでいた
ビニールボールでトスをして楽しく遊んでいた
しばらく遊んでると
みのるがこう言った
みのる「よし!、なにか罰ゲームを考えよう!」
佐藤円香「え!?、罰ゲーム?!」
みのる「このままやってても飽きてくるだろ?」
ゆうきと鈴木は嫌そうな顔をしている
鈴木「どんな罰ゲームにすんだ?、軽いやつにしようぜ」
佐藤円香「そうだよ、オレは嫌な事はやらない主義だからな」
みのるは少し困った顔をしながら言った
みのる「矢崎としょーたは罰ゲームやるとしたらどんなのがいいと思う?」
矢崎「うーん、、、デコピン一発づつとか?」
しょーた「、、、しっぺとかかな?」
佐藤円香「嫌だね!、オレはデコピンもしっぺも食らいたくないね!」
鈴木「おまえワガママだな(笑)」
そして一分後
あたりを見回していたみのるが急に言った
みのる「よし!、決めた!」
鈴木「なんだなんだ?」
みのる「みんな、あそこを見ろ!」
みのるは遠くを指差した
そこには2人組の女の子がいた
みのる達と同じくらいの年頃の女子が2人
ビニールの小さいボートでキャッキャと遊んでいた
みのる「負けた2人があの2人をナンパする!、これでどうだ!」
佐藤円香「か、顔はどうなんだよ、顔は?」
鈴木「そ、そうだよ、オレも目がわり−から見えねーよ」
矢崎「あ、しょーた視力2.0だよな?」
しょーた「うん」
佐藤円香「ちょ、ちょっと見てくれ!」
しょーた「う、うん」
しょーたは目をこらし
遠くで遊んでる2人の女の子をじっと見た
鈴木「どうだ?、どうなんだ?」
しょうた「、、、か、、、かわいいよ、、ふたりとも、、、」
佐藤円香「よっしゃー!、きまりだぁ!」
鈴木「ふふ、いい罰ゲームじゃないか」
みのる「だろ?」
矢崎が不思議そうにゆうきを見ている
佐藤円香「ん?、、どーした?」
矢崎「いや、佐藤さん、女の子なのにあの子達がかわいいって聞いて喜んでるから、、、」
佐藤円香「な、なんだよ!、ちげーよ!、ノリで鈴木にあわせてやってただけだって!(笑)」
矢崎「そ、そうだよね(笑)」
そして
盛大な罰ゲームをかけたトスゲームが始まった
トスッ
みのる「うおりゃ!」
トスッ
しょーた「あ!」
トスッ
鈴木「あぶねー!」
こうして
5人の真剣勝負をかけた戦いは
いつもに増し気合いが入っているせいか
時間を延長し続いていった
そして
20分の時間をついやし
ついに負けた2人が決まった
それは
佐藤円香「ふざけんなよ!、何でオレなんだよ!」
しょーた「ま、負けちゃった、、、」
この2人だった
佐藤円香「ぜってーおかしいよ!、矢崎が行くべきだって!」
みのる「しょーがねーだろー?、負けたんだからよー」
佐藤円香「ちくしょー!」
パシャッ
ゆうきは水面を叩いた
鈴木はニヤニヤしている
鈴木「ふふ、どうなるのか楽しみだぜ」
矢崎はしょーたの肩を笑顔でポンとたたいた
矢崎「しょーた、頑張ってこいよ」
しょーた「う、うん、、、(緊張している)」
佐藤円香「ち、違う!違う!ぜんっぜん違うだろー!」
「よーく考えてみろよ!お前らだってあのコ達と遊びたいだろ?!」
「ナンパ失敗したら嫌だろ?!、オレとしょーたで行って失敗したらおまえら嫌だろ?!」
みのる「大丈夫だって(笑)」
佐藤円香「いーや!、ここは絶対にルックス重視で矢崎が行くべきだね!!」
矢崎「オレ勝ったじゃねーか」
みのる「まあまあ、いいから行って来こいよ(笑)」
佐藤円香「くそー!!」
こうして結局ゆうきの意見は通らず
ゆうきとしょーたの2人がナンパをしに行く事になった
さて、はたしてどうなるのか?
つづく(笑)
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