無人島
キーンコーン♪
カーンコーン♪
いつものように学校が終わり
放課後
みのるとゆうきは
ゴンゴンの家に訪れた
ゴンゴンは大森の実家に住んでいた
階段を上がり
ドアに近付くと
シンプルなパンクサウンドが聴こえてきた
みのるがドアを開けた
キィ
部屋ではヘッドフォンをしたゴンゴンが
小さなレコーダーに向かってマイクで歌を歌っている
ごんごん「パラリラぽっぽー♪
パラリぽん♪
パラリラぽっぽー♪
パラリぽん♪」
みのる「ごんごーん?」
ごんごん「あ、、」
ゴンゴンはみのるとゆうきに気付くと
あわてて音楽を止めて
恥ずかしそうにマイクをおいた
ごんごん「ど、どうしたの?(笑)」
みのる「いや、ゴンゴンなにやってたの?(笑)」
ごんごん「ちょ、ちょっと曲を作ろうかなと思って(笑)」
みのるは笑いながら
宝の地図を見つけた事や
これから探しに行く事を伝えた
みのる「どう?ゴンゴン一緒に行くか?」
ゴンゴンはかなり悩んでいた
ごんごん「うーん、ハワイ沖でしょ?、、どうしようかな、、(笑)」
しばらく考えた後
ゴンゴンはみのるを見て言った
ごんごん「じゃあ、行けそうだったら電話しようかな(笑)」
みのる「ぜってー来ねぇよ!(笑)」
ごんごん「へへ(笑)」
昼下がり
ゆうきとみのるが歩いていると
横の公園からミカが飛び出した
かわいいおさげをふりながら
ミカは嬉しそうに叫んだ
ミカ「あ!みのる君みっけ!」
みのる「お、ミカちゃん」
ミカは走ってみのるの腕に抱き着いた
ミカ「もうー!どこいってたの?すごい探したんだから!!」
みのる「いや、どこって友達ん家だけど(笑)」
ドガッ!!
ミカ「あぐっ!!」
ミカは突然何者かに攻撃され
気絶してしまった
鈴木だった
鈴木「みのるはオレのものだ」
ゆうき「す、鈴木!!」
みのる「お、おまえ、、ギャグか?」
鈴木「ちょっと身を張りすぎたか(笑)」
みのる「いや、っていうか人気絶させてんじゃねーかよ(笑)」
鈴木「ちょっとすべったか、、」
ゆうき「いや、そういう事言うとすべると思うぞ(笑)」
鈴木「まあいい、とりあえずカラオケ行くぞ」
みのる「カラオケ?」
鈴木「TOSHIのバラードを歌うんだ」
そうして
みのる達はカラオケに向かった
次の日
みのるたち7人は
リサイクルじいさんの宇宙船に乗っていた
みのる「うーん、この宇宙船も慣れてきたな」
ゆうき「まあ、でもなかなか過ごし心地いいよな?」
みのる「そうだな、そういえば家にいるより快適かもな(笑)」
しょーたが窓の外を見ながら嬉しそうに言った
しょーた「うわー!!すごい!海の中だ!!」
そう
今回はこの宇宙船は潜水艦として
ハワイ沖に向けて出発したのだった
まどかも窓の外を見ながら目を輝かせた
まどか「あ!見てみて!理沙!あの魚すごい綺麗!」
理沙「どれどれ?」
まどか「ほら!あそこの!」
理沙「あ、ほんとだ!綺麗!なんていう魚だろ?」
矢崎は1人で窓の外を見ながら
想い出にひたっていた
そう
この前の惚れ薬の日である
理沙に恋する矢崎にとっては
まるで理沙と恋人同士のようによりそって
夕暮れまで過ごした時間は
夢以上の幸せをもたらしていた
もう二度と来ない幸せなのか
それとも
いつか手に入れる幸せなのか
とにかく
矢崎はあの日以来
それを思い出して頭がポーッとしていた
みのるが矢崎の肩に手をかけた
みのる「おい、どうだ?」
矢崎「え?、ああ、、みのる!うん、すごいね潜水艦になるなんて」
みのる「んん、確かに無料水族館だな」
そうこうしているうちに
みのるたちは
ハワイ沖の無人島に到着した
完全に晴れ渡った空の下
直径1、5キロほどの無人島が輝いている
浜辺は綺麗な肌色で
水は透き通るようなエメラルドグリーン
小さな熱帯魚が無邪気に泳いでいる
サ〜
サ〜
と
南国の波の音が静かにささやき
人っ子一人いないパラダイスな島を演出していた
みのる「すげー!!!超マンガに出てきそうな無人島だなおい!!」
ばしゃばしゃっ
ゆうきはすでに泳いでいた
まどかも目を輝かせた
まどか「すごーい!本当に綺麗だね!」
理沙「うん、まるで絵はがきみたい!」
矢崎としょーたも浜辺で
エメラルドグリーンの海を見ながら言った
矢崎「恐竜時代は大変だったけど今回はなんかいい感じだな(笑)」
しょーた「うん、なんか楽しく遊べそうだね!」
鈴木が横で肩や首をコキコキさせながら言った
鈴木「よし、遊んでちょっと宝さがして帰るか」
矢崎「そう、、だな(笑)」
しょーたと矢崎も
宝さがしよりは
ここで遊んで帰る方が危険も少なくてよさそう
と
思った
(笑)
しばらくして
まどかと理沙が水着に着替えて
宇宙船から出てきた
二人はパシャパシャと海の中へ歩いていった
まどか「きゃー気持ちいい!(笑)」
理沙「うん、すごい綺麗!」
みのるがゆうきとそんな二人をみた
みのる「お、おい、、まどかちゃんたち見てみろよ」
ゆうき「ん?」
みのる「す、、すごくねぇか?」
ゆうき「なにが?」
みのる「いや、、グラビアアイドルじゃねぇかあれじゃ(笑)」
ゆうき「そうか?」
みのる「あ、そういえばおまえは体が入れ代わってたから慣れてんのか(笑)」
ゆうき「まあ、なんでもいいけどよ、もうちょっと沖まで行ってみようぜ?」
みのる「いや、ここは待ってくれ(笑)」
みのるは鈴木の所へ走っていった
みのる「鈴木!!水中カメラって持ってきたか?」
鈴木「ああ、一応水陸両用のデジカメあるぜ」
みのる「よしきた!!そいつでまどかちゃんと理沙ちゃんを撮りまくってくれ!!」
鈴木「いえっさー!!!」
しばらくして
鈴木は宇宙船からカメラを持って
水の中から
水の外から
まどかと理沙の写真を撮りまくった
まどか「ちょっと!!なんで写真とってんのよ!!」
理沙は顔を赤くして
肩まで水に入っている
鈴木「趣味だ」
まどか「まさか!また売りさばこうってんじゃないでしょーね!!」
みのる「ぬっひっひ!!」
まどか「ちょっと!!カメラかしなさいよ!!」
みのる「逃げろ鈴木!!」
鈴木「いえっさー!!!」
バシャバシャッ
こうして
日が暮れるまで遊んだ後
みんなは夕暮れの太陽に照らされながら
浜辺で楽しいバーベキュー大会を開き
夜には花火大会を開き
充分に無人島を満喫したみんなは
そろそろ宇宙船に戻ろうと
浜辺を歩いていた
ふと
みのるが何かを思い出したように言った
みのる「あ!!そうだ!!忘れてた!!」
ゆうき「どうした?」
みのる「オレら宝を探しに来たんだ!!」
ゆうき「いや、もういいよ(笑)」
みのる「いや!よくねーよ!みのるの大冒険なんだから!!」
ゆうき「じゃあ、オレら帰るから探しといてくれよ(笑)」
みのる「え、、え?そ、それじゃ、、寂しいだろ!?」
まどかが横目でみのるを見て
笑いながら言った
まどか「いいじゃん、みのるたち、じゃなくてみのるの大冒険なんだよ?(笑)」
みのる「じゃ、じゃあみのるたちの大冒険でいいからさ!!」
鈴木「いや、タイトルは『鈴木』だ」
みのる「それじゃみのるも冒険も入ってねーじゃねーか!!」
矢崎と理沙としょーたが
楽しそうに笑った
その時
しょーたが何かを発見した
しょーた「あれ?」
矢崎「どうした?」
しょーた「これなんだろう?」
しょーたは浜辺の足下を指差した
そこには
砂の中から
赤いボタンのような物が飛び出ていた
矢崎「ん?なんだろうな?」
しょーた「ここは完全な無人島みたいだし、誰かが持って来たのかな?」
みのるは嬉しそうに飛び出した
みのる「そう!!例えばこのボタンみてーなやつを押すと」
ポチッ
みのるはボタンを押した
ゴゴゴゴゴゴゴッ
全員「うわぁ!!」
突然
大きな地響きとともに
浜辺がまっぷたつに割れ
みんなは地面の下に落っこちた
全員「うわぁ!!!」
ドカッ!!
ドサッ
ドサッ
まどか「いったーい、、、」
まどかが背中を押さえながら立ち上がると
驚いた事に
みんなは謎の地下の空間にいた
そこは
直径30メートルほどの立方体のような空間で
壁にかこまれた何もない部屋のようだった
しょーた「な、なんだここ!?」
矢崎「あ!上を見ろ!!」
みんなが上を見ると
さっき二つに割れた地面が
ゆっくりと元に戻り
ガシャーンッ
と
閉まり
みんなは地下の部屋に取り残された
まどか「な、なにこれ!?」
理沙「どうなってるんだろう?!」
ゆうきと鈴木は
頭を打って気絶している
みのるがパッと立ち上がって
汗をかきながら言った
みのる「と、、こういう風に冒険が始まる、、とかな(笑)」
まどか「なにが冒険よ!!これじゃ帰れないじゃない!!」
しょーたが部屋を見渡して言った
しょーた「うーん、、とにかく出口を探してみないと、、」
理沙も部屋を見ながら心配そうに言った
理沙「でも、この部屋どこも壁ばっかりで、、、」
矢崎が超男前な顔で立ち上がった
矢崎「とりあえず壁を調べてみよう、何かの装置が隠されてるかも」
まどかが怒ってみのるに言った
まどか「もう!!あんたが変なボタン押すからっ」
と
その時
しょーたが叫んだ
しょーた「あ!!人がいる!!」
全員「え?!」
みんなはしょーたの指差す方を見た
直径30メートルの壁のはしっこに
なにやら人影のような者が見える
みのる「ん?あれ人か?」
しょーた「う、、宇宙人?」
さてさて
ちょいとバカンスを楽しんで帰るつもりが
本格的な宝探しの冒険になってしまった
みのるの大冒険(笑)
いやはや
はたして
生きてでられるのか?
出られないとノベルが続かないんだけどね
(笑)
ふぉっふぉっふぉ
(笑)
つづく(笑)
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