宝の地図
キーンコーン♪
カーンコーン♪
いつものように学校が終わり
ザワザワと生徒達が下校する中
みのるとゆうきは歩いていた
みのる「いやー!それにしても昨日は楽しかったなー!!」
ゆうき「ふざけんなよ!どこが楽しいんだよ!?」
みのる「え?だってオレまどかちゃんと超顔スリスリしちゃったぜ?
ああ〜かわいかったな〜あの時のまどかちゃん(笑)」
ゆうき「おまえそれで平気だったのか?」
みのる「いや、効果が切れた瞬間ひっぱたかれた(笑)」
ゆうき「だろ?オレだって鈴木と大喧嘩だぜ(笑)」
みのる「そりゃ難儀な話しだな(笑)」
そして
二人は近くの公園へ向かった
晴れた陽気のなか
公園に到着すると
子供達に混じって
鈴木が砂場で穴を掘っていた
みのる「あれ?あいつ鈴木じゃねーか?」
ゆうき「なにやってんだあいつ(笑)」
二人は歩いて砂場へ向かった
みのる「よう、鈴木!1人でなにやってんだよ(笑)」
鈴木「趣味だ」
よく見ると
鈴木の掘っている穴はとても深く
もうすぐ3メートルという深さまで達しそうな勢いだった
ゆうき「おいちょっと掘りすぎじゃねーか?(笑)」
鈴木「掘れる所まで、それがオレの心情だ」
みのる「心情って(笑)」
ゆうき「新庄?」
鈴木「あいて!!」
突然、鈴木がいたそうな声をだした
みのる「どうした?」
鈴木「宝箱だ」
ゆうき「宝箱?」
ゆうきとみのるが穴を覗き込むと
まさに
宝箱
といった具合の小さな箱が埋まっていた
みのる「あ、ほんとだ!!」
ゆうき「みしてみして!!」
鈴木はおもむろに宝箱を掘り起こし
二人に手渡した
みのる「うお!すげー!!結構重いな!」
ゆうき「おい、これドラゴンクエストの宝箱と同じ形じゃねーか?」
みのる「あ、ほんとだ、開けてみようぜ」
みのるは宝箱をあけた
砂場にいた子供達も『なんだろう?』と
みのるたちの様子を見ている
みのる「ん?なんだこれ?」
みのるは中から古びた紙を取り出した
ゆうき「うわーずいぶん古い紙だなー」
みのるがその紙を太陽にすかして見た
みのる「ん?」
宝の地図だった
ゆうき「お、おい!これ宝の地図じゃねーか!?」
みのる「おお!まるでグーニーズだ!!」
鈴木「探しに行こう」
みのる「え?」
そして
3人はウメさんの経営する駄菓子屋へ向かった
3人は駄菓子を食べながら
地図を見ている
みのる「うーん、、どうやってみるんだ?」
ゆうき「これ、、日本なのか?」
二人はまったく地図を解読できなかった
すると
駄菓子屋の奥から
かわいい顔をしたおばあちゃんが出てきた
ウメさんだった
ウメ「まったく久々の登場にもほどがあるよ」
みのる「あ?なにすねてんだよばあさん(笑)」
ゆうき「そんな事よりこれ見てくれよ」
ゆうきはウメさんに宝の地図を手渡した
ウメさんはパシッと地図をつかみとると
老眼鏡をかけてジッと見た
ウメ「うーん、、こりゃ日本じゃないね」
みのる「日本じゃないのか?」
ゆうき「どこだよ?」
ウメ「これはきっとハワイの沖あたりじゃないかね」
みのる「ハワイ?」
ゆうき「ハワイか、、、ちょっと遠いな、、」
ウメさんはスッとみのるに地図を手渡して
老眼鏡をはずして笑顔で言った
ウメ「正吉のところへ行くといいよ」
みのる「正吉?」
ゆうき「新庄?」
鈴木「いや、新庄じゃねーだろ(笑)」
みのる「正吉って言ったじゃねーか(笑)」
ゆうき「わりーなんか新庄ネタにハマっちまった(笑)」
みのるはふとウメさんを見て言った
みのる「正吉って誰なんだ?」
ウメ「裏山のふもとに住んでる風変わりなじじいだよ」
みのる「風変わりなじじい?」
ウメ「そうさ、なんでも自給自足でリサイクルしながら生活してんだよ」
みのるとゆうきは顔を見合わせた
みのる&ゆうき「リサイクルじいさんだ!!」
ウメさんは笑いながら言った
ウメ「ふん、リサイクルじいさんかい、イイあだ名じゃないかい(笑)」
みのる「リサイクルじいさんの名前って正吉だったんだ(笑)」
ゆうき「わりと人間らしいな(笑)」
鈴木「ウメさんリサイクルじいさんと知り合いなのかい?」
ウメさんは微笑しながら言った
ウメ「ふん、野暮な事聞くんじゃないよ、昔の彼氏さ」
みんなは驚いた
全員「む、昔の彼氏!!?」
みのる「ってことは、リサイクルじいさんとウメさん付き合ってたのか!?」
ウメ「もう50年も前の話しさ(笑)」
ゆうき「なんかすげーつながりだな(笑)」
ウメさんは昔を思い出しながら
なつかしそうな笑顔を見せた
リサイクルじいさんの家
みのる「というわけでさ、ちょっとこの地図見て欲しいんだ」
リサイクルじいさん「ふむふむ、宝の地図とな、こりゃまた面白いもんを掘りだしたもんじゃ
ふぉっふぉっふぉ(笑)」
ゆうき「ふぉっふぉっふぉじゃねーんだよ!てめー変なもん飲ませんじゃねーよ!!」
リサイクルじいさん「いや、すまんすまん、思った以上に効きが強かったみたいじゃ
ふぉっふぉっふぉ(笑)」
ゆうき「だからふぉっふぉっふぉじゃねーっつってんだよ!!」
みのる「どうだ?じいさん、その地図の宝の場所ってわかりそう?」
リサイクルじいさんは目をこらして地図をよーく見た
リサイクルじいさん「ふむふむ、、ん?、、んん?!
こ、これは!!」
みのる「なんだ!?わかったのか!?」
リサイクルじいさん「これはきっとかの有名なアトランティス文明の遺跡の場所じゃ!!」
みのる「アトランティス?」
リサイクルじいさん「その昔、今よりも高度な文明で栄え宇宙まで行ける技術も持っていたが
なにかの原因で滅びてしまった謎の文明じゃよ」
みのる「へー魔のアトランティス三角地帯っていうあれとは違うのか?」
リサイクルじいさん「そう、それも同じアトランティスじゃ」
ゆうき「なんだよそれ?」
みのる「しらねーのか?そこを通ると船とか飛行機とか突然いなくなって消えちゃったりするんだよ」
ゆうき「うそつくなよ(笑)」
みのる「本当だって!!」
リサイクルじいさん「それはきっとアトランティスの文明が使っていた
瞬間移動装置の技術によるものじゃな
空中に設置された次空移転装置が今でもたまに作動している証拠じゃよ」
ゆうき「おいおい、本当かよ?」
リサイクルじいさん「とにかくこの宝の地図はその地帯を指しとるんじゃよ」
みのるは目を輝かせた
みのる「な、なんだか面白くなってきたじゃねーか!!」
ゆうき「行ってみるか?」
鈴木「それじゃさっそく出発だ」
そして
3人は矢崎やまどかに連絡し
リサイクルじいさんの発明した宇宙船で
海の中から
アトランティスへ向けて旅立つことになった
いやはや
突然発見した宝の地図
はたして
みのる達は宝を発見できるのか?
これぞ
まさに
みのるの大冒険!!
ふぉっふぉっふぉ
(笑)
つづく(笑)
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