RUNA


夜の駒沢公園

みのるは震える手で

流奈に電話をかけた

プルルルル

プルルルル

プルルルル

みのるはドキドキしていた

そして

緊張してきていた

プルルルル

プルルルル

みのるは不安になってきた

そして

電話を切った

プッ

理沙がみのるを見上げて言った

理沙「出なかった?」

みのる「ま、まあ、なんか取込み中なんだろ(笑)」

ゆうき「彼氏とデートでもしてんじゃねーのか?(笑)」

まどかが汗をかきながら笑顔で言った

まどか「え、流奈って子は彼氏いないんだよね?(笑)」

みのるも汗をかきながら言った

みのる「いや、それは聞いてねーんだな(笑)」

ゆうきが大声で言った

ゆうき「なんだよ!じゃあやっぱ完全におまえの一方的な思い込みじゃねーか!(笑)」

みのるは慌てて言った

みのる「ち、ちげーよ!!昨日はほんとうにいい感じだったんだよ!!」

しょーたが矢崎を見て笑顔で言った

しょーた「それは本当っぽいよね?」

矢崎「そうだな」

まどかが笑いながら言った

まどか「もう一回かけてみれば?(笑)」

みのる「だ、ダメだよ!!しつこい男だと思われたら嫌だろ!?」

ゆうき「いいじゃねーかよ、どうせ今だってみのるってわかってて出なかったかもしれねーんだぜ?」

みのるは急に不安になった

みのる「そ、そうなのかな、、」

まどかが不安そうな顔をしたみのるに気付き

ゆうきに言った

まどか「まだわかんないでしょ?」

ゆうきが反対側を向いて言った

ゆうき「でもだって大体こいつの事好きになるような女なんているわけねーじゃん(笑)」

みのる「なんだとこのやろう!!てめーそれはオレに対する挑戦かコラ!!」

みのるはゆうきのえりをグイッと持ち上げた

ゆうき「じょ、冗談だって!!(笑)」

すると

みのるの携帯が鳴った

ピリリリリ

ピリリリリ

理沙「誰から?」

理沙が興味しんしんで聞いた

みのるは恐る恐る携帯を見た

みのる「のろっぺだ」

そして

みのるは携帯をとった

みのる「もしもし?、、おう、、、ああ、、じゃあ、明日な!」

そして

みのるは携帯を切った

みのるは少し悲しそうな顔をしていた

一瞬期待してしまった事を恥じていた

まどかがそんなみのるを見て勇気づけた

まどか「ま、まあ、きっとバイトでもしてるんだよ!!」

理沙「そうだよ!」

めずらしく落ち込んだっぽいみのるを見て

優しい理沙とまどかは

みのるを励ました

しかし

みのるの元気は回復しなかった

みのるは力なく

その場に座り込んだ

ゆうきがみのるの肩を叩いた

ゆうき「なんだよ!おまえらしくねーな!女の1人や2人ぐらいどうってことねーだろ?」

みのる「え?、、、ああ、、、」

みのるは本当にめずらしく落ち込んでいた

矢崎「みのる本当にその子の事好きなんだな、、」

矢崎が超男前な顔で申し訳なさそうにつぶやいた

しょーたもさっきはつい

『僕もどんな子か見てみたいな(笑)』

気軽な気持ちでみのるに電話をかけさせたかった自分に

反省して下を向いた

すると

次の瞬間

またみのるの電話が鳴った

ピリリリリ

ピリリリリ

みのるは恐る恐る携帯を見た

みんなも誰か?とみのるを見た

みのる「流奈ちゃんだ!!」

全員「おお!!」

みのるは少し緊張した手で

電話をとった

ピッ

みのる「もしもし」

流奈「あ、もしもし、みのる君?」

みのる「おお、ごめんね突然電話しちゃって、、」

流奈「ん〜ん、こっちこそ、さっきバイト中で出れなかったの」

みのる「そうなんだ?」

流奈「うん、今ちょうど終わった所、みのる君はなにしてたの?」

みのる「おお、オレはちょっと友達と駒沢公園で遊んでてさ(笑)」

流奈「そうなんだ(笑)」

みのる「よかったら流奈ちゃん来ないかな?と思ったりしちゃったりして(笑)」

流奈「今から?(笑)いいよ(笑)まだいる?」

みのる「おお、オレらは終電まではいるからさ(笑)」

流奈「ほんとに?じゃあ、あたし後30分ぐらいで着くと思うから

近くまできたら電話するね」

みのる「おお、わかった!じゃあ、後で!」

流奈「うん、昨日はありがとね(笑)」

みのる「い、いいって事よ!!」

流奈「(笑)それじゃ後でねー!」

みのる「ほーい!!」

みのるは携帯を見て

少ししてから

慎重に切った

プッ

ゆうきがみのるを見て言った

ゆうき「ど、どうだった?」

みのる「っしゃぁぁぁぁぁぁぁあああああ!!!」

みのるは歓喜の声をあげた

まどか「来るって?(笑)」

みのる「おお!後30分ぐらいで来るってよ!!」

矢崎「おお!やっぱり本当に仲良しだったんだ!?(笑)」

しょーた「よかったー!(笑)」

そして

30分ぐらいして

駒沢公園に流奈が現れた

流奈「こんばんわー!初めまして♪」

全員「こんばんわー!!」

そうして

流奈を含めた7人は

花火などをして

楽しい夜の思いでを作った

流奈もみんなと仲良くなり

嬉しそうに帰っていった

みのるは終始ずっと嬉しそうな顔をしていた


そして

次の日

キーンコーン♪

カーンコーン♪

いつものように学校が終わり

みのるたちは

学校の裏山に向かっていた

みのる「それにしても鈴木がオレ達に相談したい事があるなんてな?」

ゆうき「ああ、あいつに悩みなんてあんのか?」

しょーたも不思議そうな顔をしている

そう

みのるたち6人は

鈴木から相談にのって欲しいと言われ

放課後

学校の裏山で待ってるから

という

鈴木のお願いを聞いて

みんなで裏山の町が見渡せる芝生の坂へ向かっていた

まどかが少し疑うような顔で言った

まどか「でもさー本当に相談なのかな?」

理沙「なんで?」

まどか「だってさ、今までの鈴木君の行動を思い出してみるとさ」

理沙「うん」

理沙は山道を登りながら下を向いてうなずいた

その顔をさりげなく矢崎が見ていて

実は超トキメキっていた

矢崎は実はさりげなく

いろんな時に理沙と一緒にいられる事に幸せを感じていて

たまにチラっとみては

トキメキを感じているのだった

(笑)

まどかがアイドルと女神の混ざったような顔で山の上を見ながら言った

まどか「だってさ、どう考えたって鈴木君に悩みがあるとは思えないもん(笑)」

理沙「そう?(笑)もしかしたら何かあるかもしれないよ?」

まどか「まさか、新しい技を開発したとか言って

あたしたち全員気絶させられたりしないよね?(笑)」

理沙「それはないんじゃないかな(笑)」

そうこうしてるうちに

山の途中にある町の見渡せる芝生へ到着した

みのる「あ、鈴木だ!」

見ると

芝生の真ん中に

ちょこんと座って

鈴木が町を見ている

その姿はどこか哀愁を帯びていて

切ないようであり

かわいくも見えた

みんなは鈴木を囲むようにして座った

鈴木は珍しくおとなしい様子でポツポツと喋り出した

鈴木「最近さ、、」

みのる「ああ」

鈴木「オレ、結構あの、、師匠キャラとかさ、、」

ゆうき「おお」

鈴木「変態キャラとかおおいだろ?」

みのる「まあ、それが鈴木だからな(笑)」

鈴木「でもよ、なんか最近やりすぎて人間あつかいされなくなってきた気がするんだ、、よね」

みのるが笑いながら言った

みのる「そりゃまあだっておまえ明らかに普通の人間じゃねーだろ(笑)」

鈴木「それはそうかもしれねーけどさ」

ゆうきが鈴木の肩をガッとつかんで言った

ゆうき「なんだよ!何を悩んでんだよ!完全に鈴木らしくねーぞ!?(笑)」

まどかも意外そうな顔で言った

まどか「ほんと、、鈴木君がそんな事言うとは思わなかった(笑)」

鈴木は続けて言った

鈴木「昨日さ、みんな駒沢公園で遊んでたでしょ?」

矢崎「そうだよ、鈴木も来ればよかったのに」

鈴木は下を向いた

鈴木「オレ、、呼ばれてなかったからさ、、」

みのるが鈴木の肩をバシバシ叩きながら言った

みのる「なんだよ!!だっておまえ呼ばなくたっていつのまにかいるだろ?(笑)」

鈴木「まあ、それでもいいんだけどさ、、」

ゆうきが鈴木の頭をグリグリしながら言った

ゆうき「なに気にしてんだよおまえ!!(笑)」

鈴木「オレだってさー、一応なんつうか、、その、、声かけて欲しいじゃん(笑)」

みのる「なんだよおまえ女々しいやつだなー!(笑)」

まどか「女々しいって事じゃないでしょ(笑)」

しょーた「うん、僕もやっぱり鈴木君の立場だったら誘って欲しいかも」

みのるとゆうきが鈴木の背中を叩きながら言った

みのる「なーんだよ!!相談ってそんな事だったのかよ!?」

ゆうき「おまえマジで気にしすぎだっつーの!!(笑)」

みのる「まあ、おまえがそう言うんなら誘うからよ!」

ゆうき「おお!誘われなくてもいつでも来いよ!!」

鈴木「い、いいのか?」

みのる「あたりめーだろ!!」

ゆうき「おまえがいねーと始まんねーよ!!」

まどかも鈴木を見て

超かわいすぎる笑顔で言った

まどか「そうだよ!そんなに気にしなくて大丈夫だって!」

理沙も鈴木を見て優しい顔で言った

理沙「うん、鈴木君は鈴木君らしい方がいいと思うよ」

矢崎「そうだよ!!気にすんなよ!!」

しょーた「僕達、鈴木君に助けてもらった事もあるし」

みのるが鈴木の肩を持って言った

みのる「な?そんな気にすんなって(笑)」

鈴木はスッと立ち上がり

涙をうかべて叫んだ

鈴木「み、みんな、、ありがとう!!!」

全員「鈴木!!(笑)」

そうして

鈴木は元気を回復し

みんなと一緒に遊んで帰った


さてさて

流奈ちゃんと仲良くなり

やっと春が来そうな

みのる

そして

意外と気にしやさんだった鈴木

こう御期待!!

え?

(笑)


つづく(笑)




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