オアシス
恐竜時代
夜のジャングルに
肉食恐竜が現れた
鈴木は勇敢に立ちはだかった
鈴木「オレにまかせてくれ」
次の瞬間
鈴木は食べられた
全員「うわぁぁぁぁあ!!」
みんなは目の前で鈴木が恐竜に食べられたことによって
正気を失い
発狂した
そして
思わず走って逃げたのだった
数十分後
巨大なジャングルの中
ゆうき「はあっはあっ」
みのる「ふうっふうっ」
ゆうき「あ、あれ?矢崎たちは?」
みのる「ん?あ、いない、まどかちゃんたちともはぐれちゃったな、、」
ゆうき「、、、、」
みのる「、、、、」
現代とは違った恐竜時代の夜の中
二人はえも言われぬ不安に襲われていた
みのるがつぶやいた
みのる「お、おれたち、、どうなるんだろう、、、」
ゆうきも力なくつぶやいた
ゆうき「もとの時代に帰れるのかな、、、」
二人はみんなともはぐれ
電車も自動車も走ってない
未体験ゾーンの恐竜時代で
一番なんとかしてくれそうだった鈴木まで失い
途方にくれていた
宇宙船の場所ももはや見つけられる可能性はほとんどない
しかし
さすがはみのるとゆうき
すぐに超人的な元気を取り戻した
みのる「ま、まあなんとかなるよな!!」
ゆうき「おお!あったりめーよ!オレらに不可能はねーぜ!」
みのるはさらに元気づいた
みのる「よし!!まずは鈴木を助けに行くか!!」
ゆうき「おお!5分で見つけてやる!!」
そして
二人は本当に5分でさっきの肉食恐竜を見つけた
ゆうき「お、おい、いたぞ、やつだ、、」
ゆうきは草むらから少し顔を出して
小声で言った
みのる「よし、、いっきに攻め込むか、、」
二人は近くにあった棒と石を持って
恐竜に向かっていった
ゆうき「オラてめぇどこ中だこのやろう!!」
みのる「ボンタン狩りじゃぁ!!」
ドガッ!!
バゴッ!!
そして
二人は恐竜をボコボコにし
恐竜の口から鈴木を引っぱりだした
中からだ液まみれの鈴木が出てきた
鈴木はかなり弱っていた
鈴木「す、すまねぇ、、オレとしたことが、、」
ゆうきはリンリンと言った
ゆうき「なーに!魚のお礼って事だよ!!」
みのる「けど、食われて生きてるのはさすが鈴木だな(笑)」
そして
3人は矢崎とまどかたちを探す事になった
ゆうき「よっしゃ!今度は2分で見つけてやる!!」
みのる「オレのまどかちゃんははなさねえ!!」
ゆうき「おめーのじゃねーだろ!?」
鈴木「オレのだ」
そして
3人は本当に2分で矢崎とまどかたちと合流した
まどか「あ!ゆうき!!」
矢崎「おお!鈴木にみのる!!生きてたのか!!」
しょーた「よかった!!」
理沙も半泣きの笑顔でみんなの無事を喜んだ
そうして
その夜はみんなの無事を喜びながら
さすがに疲れた様子で
かたまるようにしてみんなで寝た
湿気の多いジャングルの夜が明け
7人は宇宙船を探して歩き出した
しばらく歩くと
広い平野のような所に出た
そこにはオアシスのような泉があり
そのまわりにはパラダイス銀河なやしの木や
熱帯植物が生えていた
太古の恐竜時代の朝焼けが
幻想的な世界を照らし出している
みのる達は泉のほとりに座って
朝焼けをながめていた
ゆうき「すげーなー、、」
みのる「これ絵はがきにして売ったら売れそうだよな」
しょーた「僕ぜったい買う(笑)」
矢崎「カメラ持ってくりゃよかったな(笑)」
みんなは朝日のオレンジに顔を染めながら
つぶやいた
まどか「すごい、、ほんとうに綺麗だね、、」
理沙「うん、、」
みんなはその神がかった風景に完全に引き込まれていた
ゆうきがふと左を見ると
朝日に照らされて
マリアのような顔で空を見つめるまどかがいた
ゆうきは思った
う、うお!!
かわいい!!
ま、まただ!!
なんだこれは!!
そして
おもむろに言った
ゆうき「なあ、まどかちゃん、、おまえやっぱ、、かわいくね?」
まどかはパッとゆうきの方を見て
ビックリしたような顔で言った
まどか「な、なに言ってんの?(笑)」
みのるがゆうきの肩に手をおいた
みのる「お!?やっぱまだかわいく見えるか?
そりゃそーだろう、だって超かわいいんだもん(笑)」
まどかは顔を赤くした
理沙が嬉しそうにまどかに言った
理沙「かわいいって!よかったね(笑)」
普通なら嫉妬してしまいそうな場面でも
理沙は常にまどかの幸せを自分の事のように喜べるのだった
まどかは笑いながら理沙を見た
まどか「やめてよ!そんな可愛い顔しちゃってさ(笑)」
理沙は褒められると弱いらしく
急に顔を赤くして
パッと朝日の方を見た
そんな理沙を見て
矢崎は超男前な顔でつぶやいた
矢崎「かわいい、、」
理沙「え?」
矢崎は恐竜時代にタイムスリップして
命の危険を乗り越えて
今、こうしてオアシスから朝日を眺めている
そのシチュエーションに
ついポロっと口がゆるんだのだった
矢崎はあわてて言った
矢崎「あ、いや、、なんでもない(笑)」
そう照れ笑いする矢崎の顔も
はっきり言って最高に男前だった
矢崎は自分ではそれをまったく意識しないタイプだった
そんな矢崎を見たまどかが
おかしそうに言った
まどか「そういう矢崎くんだって相当かっこいいんだからね?(笑)」
矢崎「え?」
矢崎は本当に自分がかっこいいと意識してないので
そんなに褒められても
おせじで言われてる
と
解釈するのだった
矢崎「カッコよくないよ(笑)」
まどか「まーたまたそうやって逃げるんだから(笑)」
次の瞬間
まどかと理沙と矢崎の頭を
ガッ
と
誰かがつかんだ
みのる、ゆうき、鈴木
の
3人だった
みのる「おい、いい加減にしろよこのやろう」
ゆうき「美男美女オールスター歌合戦じゃねーんだぞ?」
鈴木「やんならやんぞこのやろう」
3人はキレていた
(笑)
しかし
ゆうきがまどかを見て
思った
まどかの頭に手を乗せているゆうきから見て
パッとすっとんきょうな顔で振り返ったまどかを見て
かわいいかわいくないではなく
理屈抜きに引き込まれるような錯角に陥った
そして
それは錯角ではなかった
ゆうきは言った
ゆうき「くっ、、やっぱかわいいぜ、、、」
みのる「おい、なんだおまえ美男美女オールスター歌合戦じゃねえ
って言ってたじゃねーか(笑)」
鈴木「やんならやんぞこのやろう」
ゆうきは鈴木とみのるの方を見て言った
ゆうき「や、やべえ、、オレ好きになっちゃったかも、、」
みのる「あぁ!?」
鈴木「やんぞコラ!!」
ゆうきはもう一度まどかの方を見た
まどかはちょっとぷんぷんしながらも
嬉し恥ずかしそうな表情で横を向いている
ゆうきは完全に惚れてトキメキ17才の領域にフォーリンラブした
ゆうき「ま、まどかちゃん、、、」
まどか「なに?、、(笑)」
ゆうき「オレ、好きだ!!」
みのる「なにが好きなんだよ?」
鈴木「ぺヤングソースやきそばか?」
ゆうき「ちげーよ!!まどかちゃんだよ!ま、ど、か、ちゃん!!」
次の瞬間
しょーたが何かを発見したように
遠くを指差した
しょーた「あ!!あれは!!」
みんなは
ん?
と
そっちを向いた
そこには宇宙船が少し斜になりながら止まっていた
矢崎「あ!!宇宙船だ!!」
こうして
なんだかんだと
わいわいしながらも
危険を乗り越えて宇宙船を発見した7名
明日からはまた高校生活が始まる
楽しもう!!
(笑)
つづく(笑)
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