タイムスリップ


恐竜時代

ジャングルの中

みのる達はさまよっていた

あたりはすっかり夜になり

怪しい獣の声が遠くから時たま聞こえてきた

ゆうき「ああー!もう疲れた!もう歩けねーよ!!」

しょーた「ふうっふうっ」

矢崎「ああ、、さすがに、、、ちょっと、、疲れたな」

鈴木が近くにあった落ち葉や枯れ木を集めて

ターボライターで火をつけた

ボウッ

みのる「おお!鈴木やるじゃねーか!」

みんなは鈴木の作ったたき火空間のまわりに腰をおろした

矢崎「とりあえず今日はここで休もうか」

矢崎が炎に照らされ超男前な顔でつぶやいた

鈴木がどこからか帰ってきた

理沙が炎に照らされキュートな横顔で言った

理沙「あれ?鈴木君どこいってたの?」

鈴木「食料を調達してきたぜ」

鈴木は両手にたくさんの魚を持っていた

みのる「お、おまえどっからとってきたんだ!?」

鈴木「川だ」

ゆうき「どこに川があったんだよ?」

鈴木「ここから南西の方角に2キロほど行った所だ」

みのる「2キロって今5分ぐらいしかたってねーぞ?」

鈴木「おまえらのスピードでは遭難してしまう距離だ」

みのる「おまえといればどこでも生きてけそうな気がするぜ(笑)」

そうして

みんなはさんまのような魚に棒をつけ

たき火の火で焼き始めた

ぱちぱちっ

ぱちぱちっ

ゆうき「火が魚に当たらないように焼くんだぜ」

みのる「なんでだよ?」

ゆうき「昨日テレビで見たんだ」

さんまのような魚は

しだいにジュージューと焼けて

表面がこおばしい茶色になってきた

みのる「ん、なんかすげーうまそうな匂いがしてきたぞおい(笑)」

まどかも炎に照らされた超かわいい顔で言った

まどか「ほんとだ、すごいいい匂い(笑)」

しょーたも炎に照らされながら

童顔な顔で瞳を輝かせている

しょーた「このしたたる油がなんかいいね(笑)」

矢崎「ああ、そろそろ食えるんじゃないか?」

そして

みんなは焼いた魚を食べ出した

みのる「んま!!超うめー!!」

ゆうき「本当だハンパねーぜこれ!!」

みのる「これタイムマシーンで持って帰って売ろうぜ!!」

鈴木「タイムマシーンを発見したらな」

理沙がかわいい食べ方で魚を食べながら言った

理沙「本当においしい、、(笑)」

まどか「うん(笑)」

矢崎もかっこいい顔で魚を食べている

矢崎「うん、たしかにこれはうまい」

もぐもぐ

もぐもぐ

しょーた「昼間ずっと歩き続けたし、いろいろあってお腹へってたから

さらに貴重な感じがしておいしいよ

ありがとう鈴木くん」

鈴木は軽く手をあげた

鈴木「礼にゃおよばねーよ」

ゆうき「おまえなにカッコつけてんだよ!」

みのる「おいおい!ゆうきおまえも鈴木がとってきた魚食ってんだぞ?」

ゆうき「ちくしょー!オレだってかめはめ波打てんだぞ?」

しばらくして

7人は

たき火をかこみながら

楽しく談笑していた

ふと

ゆうきが前を見ると

炎のオレンジ色の明かりに照らされたまどかが

楽しそうに笑顔でおしゃべりしていた

それを見て

ゆうきは瞬間的に思った

あれ?

すげーかわいい、、

ん?

なんだ?

あいつ超かわいいぞ、、

なんだ?

ゆうきはふと口をすべらせた

ゆうき「おい、まどかちゃん、おまえ、、、かわいくねーか?」

みのるが横を見た

みのる「あ?なに言ってんだおまえ?かわいいにきまってんだろ?」

まどかは一瞬

え?

ふいをつかれたように

少し驚いた表情でゆうきを見て

パッと下を見た

理沙がまどかを見て嬉しそうに言った

理沙「あれ?照れてるの?(笑)」

まどか「て、照れてないよ!!こいつがいきなり変な事いうから!」

みのるがゆうきの肩を持って言った

みのる「なんだ?おまえタイムスリップして頭までスリップしたか?」

ゆうきも不思議そうな顔をした

ゆうき「おかしいなー今まで別に思わなかったんだけどな」

みのるが何かを思い出したように言った

みのる「あ!そういえばおまえもともとまどかちゃんの事好きだったじゃねーか!」

ゆうき「え?ん?あ!!そうだった!!」

理沙「え!?そうだったの!?」

矢崎「ゆうきが!?」

しょーた「知らなかった!!」

みんなは驚いてゆうきを見た

まどかもビックリしてゆうきを見た

そして顔を真っ赤にしたが

炎の光でまどかの顔が赤くなっているのは

誰にもわからなかった

空には薄い雲がかかり

夜のすき間から月が顔をのぞかせている

ジャングルの夜の

生暖かいそよかぜが心地よく

みんなの顔を透き通っている

みのるが嬉しそうに言った

みのる「な!で、一緒に告白しにいってよ!

おまえ緊張し過ぎてなぜか逆ギレして

そのはずみに体が入れ代わっちまったんだよな!?」

ゆうき「なつかしい事言うなおまえ(笑)」

矢崎としょーたが不思議そうな顔で見ている

矢崎「体が入れ代わったって?」

しょーた「どういうこと?」

みのるが慌てて言った

みのる「いや!まあ気にしねーでくれ!、、いや、、今度説明するわ(笑)」

しょーたが意外そうな顔で言った

しょーた「それにしてもゆうき君がまどかさんの事が好きだったなんて

意外だな−(笑)」

矢崎「ああ、おまえに好きな人がいたとはな(笑)」

ゆうき「うるせーうるせー!!(笑)」

みのるが不思議そうな顔で言った

みのる「でもよ、体が入れ代わってからおまえ全然言わなくなったよな?」

ゆうき「そう言えばそうだな、、」

みのる「だろ?それまではいつも『オラ佐藤さんじゃなきゃ嫌だー!!』って

わめいてたのによ(笑)」

ゆうきが考え込んで言った

ゆうき「きっとあれだな気がついたら好きな女のからだが

自分の体になっちまったもんだからよ

見飽きたんじゃねーかな(笑)

それにオレの体したやつがいろいろ説教してきたしよ(笑)」

まどか「誰が説教したって!?」

みのる「まあまあ(笑)でも、どうしたんだよ急に

やっぱ頭までタイムスリップしたんじゃねーか?」

ゆうきは地面の石ころを

ころころ触りながら言った

ゆうき「わかんねーなーさっき見たらなんかかわいかったんだよ」

みのる「今はどうだ?」

ゆうきはもう一度まどかを見た

炎のオレンジの光に照らされ

すっとんきょうな表情でゆうきを見るまどか

その姿は理屈をこえて

見るもの全てを虜にさせるような

不思議な魅力にあふれていた

アイドル的な要素もあり

モナリザ的な雰囲気も帯びており

子供のような

大人の女性のような

不思議なまなざしを輝かせていた

その瞳の奥には

なんの混じりっけもない

純粋な赤ちゃんのような輝きがかいまみえた

ん?

という

ナチュラルな表情でゆうきを見るまどか

それを見たゆうきは

思わずつぶやいた

ゆうき「か、、かわいい、、、!!」

みのるが嬉しそうに言った

みのる「え?どうだ?かわいいか?」

ゆうき「ああ!超かわいい!!ハンパじゃねーぜおい!!」

ゆうきは思わず走ってまどかの横へ座った

ゆうき「オレと結婚してくれ!!」

まどか「え?!」

全員「おおおぉぉぉ!!!」

突然の出来事に

まどかは目をまるくした

その天使のような表情を見てゆうきは言った

ゆうき「くぅー!!!もう我慢できなーい!!」

ゆうきはその場で

ガバッ!!

まどかに抱き着いた

まどか「ちょっ、、ちょっと!!」

まどかは顔を真っ赤にして

あせってゆうきを離そうとした

みのるがすかさず飛び出した

みのる「てめー何トチ狂ってんだ!!」

みのるは慌ててゆうきのところへ行くと

みのる「オレも抱き着きてぇ!!」

叫び

まどかに抱き着いた

まどか「ちょっ、ちょっと理沙!!」

理沙と矢崎としょーたが

あわててみのるとゆうきを

まどかから引き離した

ゆうき「ふーふー!!」

みのる「んうふー!!」

二人は完全に獣と化していた

矢崎「おいおい!おまえら野生どうぶつじゃないんだから!!」

鈴木「野性どうぶつだな」

しょーたが「まあまあ落ち着いて(笑)」と

二人を元の場所に座らせた

次の瞬間

横の林から

ギィヤオウ!!

という

恐竜の鳴き声とともに

人間より少し大きい恐竜が現れた

全員「うわぁ!!」

みんなはあわてて飛び起きた

その恐竜は鋭い目つきで

みのるたちをうかがっている

しょーたが叫んだ

しょーた「まずい!肉食の恐竜だ!」

まどか「え!?」

すると

鈴木がゆっくりと立ち上がり

恐竜の前に立ちはだかった

理沙「鈴木君!!」

矢崎「鈴木!!危ないぞ!!」

鈴木は手でみんなを制止すると

落ち着いた口調で言った

鈴木「オレにまかせてくれ」


さてさて

まどか&ゆうき話しで盛り上がった所

急に現れた肉食恐竜

恐竜の前に勇敢にも立ちはだかった鈴木

はたして今度こそ話しは通じるのか!?

こう御期待!!

(笑)


つづく(笑)




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