スクープ


キーンコーン♪

カーンコーン♪

みのる、ゆうき、鈴木

3人は

職員室に呼び出されていた

担任の岸本先生と

学級委員の渡辺さんが

血相を変えてキレている

岸本「おまえら自分がやった事わかってんのか?」

ゆうき「オレなんもしてないっすよ

ただ楽しい事しよーぜって言っただけじゃないっすか」

岸本「ウソつくな!

おまえ渡辺にキスして笑い者にしたんだろ

みんなの前で」

ゆうき「それは不可抗力ですよ

だって結構かわいいじゃないっすか(笑)」

その瞬間

岸本先生は

ゆうきの顔をビンタした

パチンッ!!

ゆうき「あいてっ!!」

ゆうきは頬を押さえて岸本先生を見た

ゆうき「先生なにも殴らなくったっていいじゃないっすか!

こっちはキスしただけなんですよ!?」

岸本「そ、そうだな、、」

岸本先生はゆうきにキスをしようとした

ゆうき「おい!ちょっ!本当にキスすんなよ!!」

パチンッ!!

ゆうきは岸本先生をひっぱたいた

岸本先生は頬を押さえて言った

岸本「なにも叩く事ないだろ?

オレはチューしようとしただけなんだぞ?」

ゆうき「トチ狂ってんじゃないっすか!!

しかもその前に一発たたいといて何言ってんすか!!」

そこへ

校長先生が現れた

校長「まあまあ、そう熱くならないで

とにかく今日の事は

学校内の先生方とみんなで話し合ってきめるから

とりあえず今日は一緒に下校しなさい」

岸本先生が校長を見て言った

岸本「え!僕も一緒にですか!?」

校長「そうだよ」

渡辺さんも校長を見て言った

渡辺「え?私も、、ですか?」

校長「そうだよ、まずはみんなで仲良くする事から始めないとね」

渡辺さんはしぶしぶ返事をした

渡辺「わ、わかりました、、」


学校の帰り道

みのる、ゆうき、鈴木

岸本先生、渡辺さん

5人は

校長の命令で

仲良くなるためという事で

一緒に下校していた

5人は

踏み切りをわたっている

カーンカーンカーンカーン!♪

踏み切りの信号が点滅した

岸本「おい!おまえら走れ!」

みのる達は

走って踏み切りをわたった

すると

ゆうきが振り返って言った

ゆうき「先生、あれ誰か倒れてませんか?」

よく見ると

踏み切りの線路の上に

1人の男性が倒れている

その男は巨大な男で

まるで体重300キロもありそうな巨体だった

みのるがしかめっ面で言った

みのる「先生、あれ何やってんすかね?」

岸本先生も眉をひそめている

岸本「うーん、どうしたんだ?」

渡辺さんが心配そうな顔で言った

渡辺「もう踏み切りしまっちゃいますよ?」

みのるが叫んだ

みのる「オレちょっと見に行ってくる!」

みのるは勇敢にも

しまる踏み切りの中に飛び込んでいった

そして

倒れている男性に声をかけた

みのる「おじさん!どうしたの!?」

男性は苦しそうにみのるを見た

男性「う、うう、、ぎっくり腰で動けなくなっちゃったんだ、、、」

みのる「マジか!?」

みのるは巨体の男性を起こそうとした

なにしろ体重300キロ

簡単には持ち上がらなかった

みのるは叫んだ

みのる「おい!ちょっと手かしてくれ!!」

岸本「どうした!?」

みんなは勇敢にも

踏み切りのすでにしまっている棒をくぐり

巨体の男性の所へ行った

みのる「一緒に持ち上げてくれ!!」

岸本「わかった!!」

そして

ゆうきも一緒に男性を抱えようとした

やはり体重300キロ

なかなか動かなかった

岸本先生はあせって言った

岸本「まずい!!このままじゃ電車が来てしまう!!

渡辺!!」

渡辺「はいっ!!」

岸本「走ってまわりの人を集めてくれ!!」

渡辺「わかりました!!」

渡辺さんは走って

近くの通行人に協力を求めた

遠くから

ファーンッ!!

という音がなり

電車が走ってきた

岸本「なんてこった!!このレールじゃないか!!」

ゆうき「くそっ!!持ち上がんねー!!」

渡辺さんが近くを通りかかった男性二人をつれてきたが

やはり

なかなか男性を動かす事はできなかった

電車がすぐ近くまで

迫ってきた

岸本「まずい!このままじゃみんな一緒にひかれてしまう!!」

みのる「どうすりゃいいんだ!?ちくしょー!!」

ついに電車があと10メートルという近さまで

走ってきた

全員「うわぁ!!」

みのる達は思わず飛び退いた

ガタンゴトンッ!!

ガタンゴトンッ!!

渡辺さんは目をおおった

しかし

誰も電車にぶつかった様子はない

岸本「見ろ!!」

岸本先生が電車を指差した

みのる「あ、あれは!!」

ゆうき「鈴木!!」

なんと

たまげたことに

鈴木は1人でその男性をおんぶして

さらに

走ってきた電車と

同じ速度で

電車のすぐ前を走っている

岸本「な、、なんてやつだ、、、信じられん、、」

みのるは嬉しそうな顔で言った

みのる「さすが鈴木だぜ!!こういう時は役にたつなぁ!!」

ゆうき「でも、あいつさっきまでしゃがんで雑草観察してたぜ?

最初っから手伝えってんだよな!?」

岸本「違いない(笑)」

みんなは笑顔で笑った

鈴木はというと

そのまま次の駅まで走り続け

駅のホームで保護してもらったという

そして

その出来事が

その日のうちにテレビのニュースで放送され

次の朝の朝刊には

一面に大きく報道された


次の日

職員室に

みのる、ゆうき、鈴木

3人は呼び出されていた

校長先生が笑顔で言った

校長「いやー実はね、昨日きみたちが帰った後に

全校の先生方を集めて

会議をしたんだが

みんなの意見が停学処分だの

退学にすべきだの

なかなか激しい口論になってな

わしも困ってたんだが

昨日のニュースと今朝の新聞で事態は一変してしまってな(笑)

君らは一夜にしてわが校の誇る優秀な生徒になってしまったんだ(笑)」

そして

正門の前には

たくさんのカメラや記者が集まり

みのる達に一言インタビューしようと

押し問答している

みのる達が学校の授業を終え

正門に出てくると

とたんに取材陣が飛び出した

記者「どうですか!?今の気分は!?」

記者「被害者を1人も出さずに済んだのは奇跡だと思いますか!?」

記者「となりの駅まで走り続けたというのは本当ですか!?」

すると

ゆうきが大声で叫んだ

ゆうき「いいか!!よくきけ!!

今からすげー二人を紹介する!!

しっかりカメラまわしとけよ!!」

そう言うと

ゆうきは記者達の前に

矢崎とまどかをひっぱり出した

まどか「ちょっ、、あたしは関係ないでしょ!?」

矢崎「お、おい!ゆうき!!」

すると

記者達は一斉にフラッシュをたきまくった

カシャッ!!

カシャッ!!

テレビカメラも必死に矢崎とまどかを撮影した

みんな間違えて

鈴木と思って撮っていた

記者達が矢崎とまどかに必死にインタビューしているうちに

みのる達はウメさんの駄菓子屋へと向かった

そうして

まどかと矢崎の顔が

一夜にして全国区のテレビや新聞

雑誌などで放送され

鈴木と間違えてはいたものの

あの美男と美女はいったい何ものか!?

という

新しいブームが巻き起こり

全国からテレビや新聞社に問い合わせが殺到

各業界のスカウトマンも

こぞって矢崎とまどかを

なんとかデビューさせようと必死になっていた

みのる達は何もなかったように

相変わらず

授業中に寝ていた

とさ

(笑)


いやはや

一夜にして有名人になってしまった

鈴木

というよりは

矢崎とまどか

(笑)

さてさて次回はリサイクルじいさんの登場だ!

こう御期待!!

(笑)


つづく(笑)




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