広島の海
キーンコーンカーンコーン♪
いつものように学校が終わり
鈴木、みのる、ゆうき
は
駅の近くのボーリング場にいた
佐藤円香「よっしゃー!、ストライク!」
みのる「ちくしょー!」
鈴木「ふふ、次はオレの番か」
となりのレーンでも学生らしき男が4人でボーリングをやっている
男1「なあ、となりのレーンでやってる奴らに1人女いるじゃん?」
男2「お前も思った?、超かわいいよな?(笑)」
男3「あんな子と付き合えたら人生何も問題ねーよな(笑)」
男1「いいなー、彼氏とかいるのかなー?」
男2「そりゃいるだろ、あんだけ可愛けりゃ」
男3「ちくしょー!、うらやましいなー!」
そして、みのる達のレーン
みのる「なあ、鈴木、となりのレーンの奴ら、さっきから、ゆうきの事見てるぜ(笑)」
鈴木「ふふ、まさか中身が男だとは思いもしねーだろーな」
みのる「おい、ゆうき、となりの奴らがお前の事ジロジロみてるぞ(笑)」
佐藤円香「ん?」
鈴木「ゆうき、何かサービスしてやれよ(笑)」
佐藤円香「よし(笑)」
ゆうきはボールを持ってレーンの前に立った
『これで、手がすっぽ抜けたふりして奴らの所にボールを投げてみる』
『するとどうだろう、やつらの1人が顔を赤く染めながらオレにボールを渡してくる』
『そこでオレが「ありがとう。」と言いえば、もう』
『ボールを渡した奴が他の3人に『いいなー!、おまえずるいぞ!』って言われるんだな(笑)』
『ふふ、、行くぜ』
ゆうきは手を後ろに大きく振り
そのままボールを離した
ボールは彼等の方に飛んでいき
男1の頭に命中した
ゴッ!!
男1「ぐあっ!」
佐藤円香「やべっ!」
みのる「逃げろ!」
ゆうき達3人は金も払わずにボーリング場を飛び出した
場所は駅の近くの公園
みのる「はあっ、はあっ、はあっ、ここまで来れば大丈夫だろう(ん?、前にもあったような)」
鈴木「ふふ、危なかったな」
佐藤円香「いやー、まさか頭に当たるとは、、、」
みのる「って言うか、ゆうきアブねーよ!、下手したら殺人事件だぞ(笑)」
佐藤円香「いやー、つい力が入り過ぎちまったんだな(笑)」
5分後
3人は砂場で山のお城を作って遊んでいた
みのる「ゆうき、そっち側からもトンネル掘ってくれ」
佐藤円香「おし、ここだな」
鈴木はもくもくと砂のだんごを作っている
みのる「あ、そういえばさ、オレのおじさんが広島に住んでて、今度、遊びに行くんだけど」
「鈴木とゆうきも来る?」
佐藤円香&鈴木「行く行く!!」
鈴木「イクーッ!!」
佐藤円香「やめろよ(笑)」
そして数日後
場所は広島
時間は夜8:00
3人は海に来ていた
夜の海は
昼間とは違った顔を見せ
月明かりに波の音がはじけている
佐藤円香「いやー、夜の海って、なんか幻想的でいいよな」
鈴木「そうか?、オレはちょっと恐怖を感じるぜ」
海岸沿いの道路からみのるが紙袋を持って走ってきた
みのる「おーい!、花火買ってきたぞー!」
佐藤円香「おお!、待ってました!」
そして3人は
浜辺で花火をして
楽しいひとときを過ごした
プルルルルル
プルルルルル
みのるの携帯が鳴っている
佐藤円香「おーい!、みのる、携帯なってるぞー!」
みのる「お!?」
みのるは浜辺から走って来ると
ゆうきから携帯を受け取った
みのる「もしもし?、うん、うん、オーケー、じゃあ待ってるよ、はーい」
鈴木「誰?」
みのる「ゴンゴン」
鈴木「ごんごん?」
みのる「B-DASHのギターボーカルだよ」
鈴木「びーだっしゅ?」
佐藤円香「あれ?、鈴木知らなかったけ?、バンドだよ、バンド」
鈴木「?、知らねーなー」
みのる「ほら、『ちょ』とか『平和島』とか歌ってる」
鈴木「あ、『ちょ』ってのは何か聞いた事あるな」
みのる「そう、それを歌ってる人」
鈴木「ふーん、で、なんだって?」
みのる「いや、今、キャンペーンで広島に来てるって言ってたからさ」
「よかったら遊びこないかなと思って誘っといたんだよ」
そして20分後
浜辺にゴンゴンがやってきた
ゴンゴン「うぃーっす!」
みのる「ううぃー!、ひさしぶりー!」
ゴンゴン「いやー夜の海もいいねー(笑)」
みのる「だろ?、あ、オレの友達紹介するよ」
「こいつが鈴木で、こいつがゆう、佐藤、、」
ゴンゴン「初めましてー」
鈴木&佐藤円香「あ、初めましてー」
ゴンゴン「今日はなにやってたの?」
みのる「みんなで花火やってた(笑)」
ゴンゴン「花火?、いいなー(笑)」
そして5分後
4人は浜辺に座って
波の音を聞きながら線香花火をしていた
小さな光を放つ線香花火の明かりに顔を照らされながら
4人は静かに夜の浜辺の雰囲気にひたっている
波の音がそよ風にのって遊んでいる
鈴木「あ、落ちちゃった!」
佐藤円香「またかよ!(笑)、鈴木、手ふるえ過ぎだって(笑)」
鈴木「うるせー、酒飲めば止まるんだよ」
佐藤円香「この酒マニア!(笑)」
海岸では
灯台の光が一定のリズムで夜空を走っている
波の音が心地よく響いている
みのる「ゴンゴンは最近どんな感じ?」
ゴンゴン「最近?、最近はネットのホームページで小説書き始めたよ(笑)」
みのる「小説?(笑)」
ゴンゴン「うん、最近、稲中卓球部にハマってさ(笑)」
みのる「稲中!(笑)、あれウケルよな(笑)」
ゴンゴン「うん(笑)、で、オレもそういうの書きたいなーと思って」
「やるとしたら、マンガでやるか、8ミリカメラでミニドラマ作るか、小説にするか」
「どれにしようかな?、と思ってたんだけど、、」
みのる「小説にしたんだ?」
ゴンゴン「うん」
みのる「で、評判はどうなの?」
ゴンゴン「、、、、」
みのる「?、、、」
ゴンゴン「うーん、いやー賛否両論って感じかな(笑)」
みのる「賛否両論?(笑)、でも、自分では気に入ってんだろ?」
ゴンゴン「うん、書いた直後は『やったー!、書けたー!』って思うんだけど」
「しばらく時間がたつと『あれ?』と思ってきて(笑)」
「もしかして、オレ、すげーつまんない小説を自己満足で書いちゃってる?」
「とか思うんだよね(笑)」
(笑)
みのる「でも、書いてる時は楽しいわけだろ?」
ゴンゴン「うん、その時はね」
みのる「じゃあ、それで大丈夫だと思うぜ?」
ゴンゴン「そう?」
みのる「自分が楽しくなきゃ意味ないけどさ、楽しんで書いてるなら
きっとどっかで面白いと思ってる奴もいるよ」
ゴンゴン「そうかなー?」
みのる「そうだよ(笑)」
ゴンゴン「そうなのかなー?!(笑)」
みのる「絶対そうだって(笑)」
ゴンゴン「じゃあ、おじさんちょっとはり切って書いちゃおっかなー(笑)」
とその時
遠くの方から1人の男が走ってきた
ゴンゴン「あ(笑)」
男は走ってすぐ近くまできた
よねさん「うっす(笑)」
B-DASHのマネージャーのよねさんだった
ゴンゴン「よねさん(笑)」
よねさん「いや、ちょっと暇だったんで来ちゃいました(笑)」
そして
ひきつづき小説の話で盛りあがった
ゴンゴン「よし、じゃあ、とにかく続けることだな!」
「とにかく書き続けてれば、だんだん面白いのが書けるようになってくると(笑)」
よねさん「アニキ(笑)、アニキ(笑)」
ゴンゴン「はい?」
よねさん「小説を書くのはいいんですけど、一つだけ忘れないでください」
ゴンゴン「なんすか?」
よねさん「アニキはバンドマンなんです(笑)」
ゴンゴン「はい?(笑)」
よねさん「アニキは小説家じゃなくて、バンドマンなんです(笑)」
ゴンゴン「はい(笑)」
みのる「(笑)」
波うちぎわでは
鈴木とゆうきが水をかけあって遊んでいる
バシャッ
鈴木「あ!、つめてー!、コノヤロー!(笑)」
バシャッ!
佐藤円香「うわ!、おまえそれはやりすぎだろー!」
鈴木「ふざけんな!、オレだってこんなビショビショで帰りどうすんだよ!!」
とにもかくにも
4人は一夜の楽しい思い出を作ったとさ
その頃
ゆうきの家の食卓では
母「あなた、最近ゆうき急に勉強するようになったわね」
父「ああ、どうしたんだろうな?、改心でもしたか?(笑)」
その頃、お風呂では
ゆうき『うう、、、いつまで続くんだろう、、(泣)』
つづく(笑)
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