数学
キーンコーン♪
カーンコーン♪
チャイムが鳴り
一時間目の数学の授業が始まった
数学の先生は
岸本
という名前だった
岸本「えーであるからして
X-3の二乗はYの底辺から割りだせるわけですね」
生徒達は
おだやかな日溜まり中
たんたんと授業を受けていた
ゆうきが岸本先生に向かって言った
ゆうき「先生ー!!」
岸本「どうした?」
ゆうき「オレぜんぜんわかんないよ!
なんかもっと楽しい事しよーぜ?」
岸本先生は顔をしかめて言った
岸本「おい、中本、おまえ小学生じゃないんだから
だまって授業に集中しなさい」
ゆうきの名字は中本だった
ゆうきはさらに反論した
ゆうき「だってこんなの憶えたってあんま意味ねーぜ?」
岸本先生は怒って言った
岸本「意味があるとかないとかの問題じゃない
授業中はだまって授業を聞きなさい!」
ゆうきがみのるを指差して言った
ゆうき「でも、こいつなんか寝ちゃってるぜ?」
みのるは教科書の後ろに顔を隠して
寝ていた
岸本先生が言った
岸本「おい!藤本!おまえ寝てるのか!?
起きなさい!!」
みのるは眠そうに
むにゃむにゃと目をゆっくりあけた
そして
おもむろに先生を見て言った
みのる「だって昨日寝不足だったんですよー
先生だってそんなに寝てないでしょ?
今日はもう自習にしちゃいましょうよ(笑)」
岸本先生はついにブチきれた
そして
チョークをおいて
凄いスピードでみのるの机の横に歩いていった
クラスのみんなは『どうなるんだろう?』と
息を飲んで見ている
岸本先生はみのるの耳をつかんで
グイッ
と
持ち上げた
みのる「いたたたたた!!!」
みのるはキレて言った
みのる「いてーよ!先生!!」
岸本先生はみのるを怒鳴りつけた
岸本「おい!!おまえオレが担任だからってなめてるだろ!?
いいか!!
何度言ったらわかるんだ!!
授業中に寝るなと言っただろうが!!」
すると
次の瞬間
教室のガラス窓が
ものすごい勢いで
パーンッ!!
と
割れた
そして
ハリウッド映画顔負けのスタントアクションで
鈴木が教室に飛び込んできた
クラスのみんなは驚いて叫び声をあげた
クラス生徒「うわぁ!!!」
岸本先生も
思わず
ビクッ
と
後ろを向き
目をまるくして鈴木を見た
鈴木は制服についたガラスの破片をはらいながら言った
鈴木「すみません、遅れました」
岸本先生は一瞬あまりの出来事に
あいた口がふさがらなくなったが
気を正気に戻ると
超キレて叫んだ
岸本「鈴木!!おまえどっから入ってきてんだ!!
正門から入ってこい!!
正門から!!」
クラスのみんながヒソヒソ話し始めた
生徒「おい、ここ4階だよな?」
生徒「あいつどっから飛んできたんだ?」
岸本先生は
ツカツカとすごいスピードで
鈴木の方へ歩いていき
鈴木の首を
ガッ
と
押さえて
怒鳴った
岸本「おまえら3人!!
鈴木!中本!!藤本!!
もうオレは我慢の限界だ!!
これ以上問題を起こすなら停学処分するぞ!!」
次の瞬間
鈴木が岸本先生の首に
チョップを食らわせた
ドガッ!!
岸本「あぐっ!!」
ガクンッ
岸本先生は気を失ってしまった
鈴木が冷静に言った
鈴木「ふん、、今日は自習だ
この記憶は彼の中では抹消されているだろう」
すると
ゆうきが立ち上がって言った
ゆうき「聞いたか!?この時間は自習だぜ!?」
クラスの生徒たちは
おおおおおぉぉぉぉ!!!!
と
歓声を上げ
みな好きなようにおしゃべりを始めた
しかし
学級委員の女子が立ち上がった
その女子の名前は
渡辺美香
だった
渡辺さんは叫んだ
渡辺「ちょっと!!勝手に自習にしないでよ!!」
みのるはすでに寝ている
ゆうきが渡辺さんに向かって言った
ゆうき「なんだよ?みんな喜んでるじゃねーか!」
渡辺さんはキレていた
渡辺「あんたたちはそれでいいかもしれないけど
私は勉強したいのよ!!
どうしてくれるの!?」
ゆうきもヒートアップして言った
ゆうき「なんだよ!?そんなに勉強してーなら自分でやればいいだろ!?」
渡辺さんはゆうきの所まで歩いていった
クラスの生徒は『どうなるんだろう?』と
かたずをのんで見守っている
窓の外からは
おだやかな日ざしが照りつけ
教室の中はポカポカあったかい
渡辺さんは怒鳴った
ゆうきの目の前で
鼻がくっつくぐらいの距離でどなった
渡辺「いい加減にしなさいよ!!
あんた達のした事全部学校にチクってやるからね!!」
ゆうきは渡辺さんに
目の前で怒鳴られているのだが
渡辺さんは意外とかわいい顔をしていた
しかも
鼻と鼻がくっつくぐらいの距離だ
ゆうきは思わず
こうつぶやいた
ゆうき「お、怒った顔もかわいいじゃないか(笑)」
そして
つい
目の前の渡辺さんのくちびるに
キスをした
チュッ
渡辺さんは
びっくりして
思わず顔を赤くしながら
パッと一歩さがった
教室の男子生徒は楽しそうに
ヒューヒュー!!
と
二人をはやしたてた
ゆうきは調子にのって
ボディビルのポーズを満面の笑みできめた
渡辺さんは
顔をまっかにして怒鳴った
渡辺「もう知らない!!今から職員室に行って全部チクってやるから!!」
そして
はや歩きで
教室から出て行こうとした
その瞬間
鈴木が渡辺さんの腹に
ボディーブローを食らわせた
ボフッ!!
渡辺「あぅっ!!」
ガクンッ
渡辺さんは気絶してしまった
そして
鈴木は渡辺さんを抱えて
席に座らせて言った
鈴木「さ、自習の続きだ
彼女の記憶は少々消えているであろう」
クラスのみんなは
半分は『い、いいのだろうか?』という顔で
もう半分は『やったぜ!!』という顔で
数学の授業が終わった
みのるは休み時間になっても
寝ていた
そして
昼休み
みのる達は
一度屋上で7人で昼飯を食べてから
ハマり
今日も屋上に来ていた
まどかがサンドイッチを食べながら言った
まどか「え!?そんな事したの!?」
矢崎が麦茶をおいて言った
矢崎「お、おい、、いくらなんでも
それはまずいんじゃないのか?
下手すりゃ退学処分になっちゃかもよ?、、」
みのるはもぐもぐと弁当を食べながら言った
みのる「いや、オレはよう、ただ寝てただけだからさ(笑)」
ゆうきもコーラを飲みながら言った
ゆうき「そうだよ!オレ達別にわるくねーよな?
だってオレだってただもっと楽しい事しよーぜ?
って言っただけだもんな?」
鈴木がおにぎりを食べながら言った
鈴木「ああ、誰も大した事はしてないな
オレも二人気絶させただけだし」
矢崎「、、、、」
しょーた「、、、、、」
理沙がとまどいながら言った
理沙「そ、、それはちょっとまずい、、かもね?(笑)」
ゆうきが口をはさんだ
ゆうき「いや、別に大した事じゃねーよな?
だって鈴木の仕事だろ?」
矢崎がとまどいながら言った
矢崎「いや、仕事っていうか、、気絶させたのは、、やばいだろ(笑)」
さんさんと輝く太陽が照りつけ
のんきな昼休みのサウンドとともに
幸せな屋上の昼飯タイムに
シリアスな話題に花を咲かせている
みのるが言った
みのる「まあ、でもよ、なんとかなるんじゃねーか?」
矢崎が心配そうに言った
矢崎「だといいんだけど、、、」
すると
屋上へ登る階段から
のろっぺの声が聞こえてきた
のろっぺ「おーい!みのるー!!いるかー!?」
みのる「おー!!のろっぺどうした!?」
のろっぺは屋上の冊を乗り越えて走ってきた
のろっぺ「おい!やばいぞ!おまえら三人すぐ職員室に来いって!!
校内アナウンスですげー呼び出されてるぜ!?
どうすんだよ?」
しょーたとまどかも
さすがに『大丈夫だろうか?』と不安そうな顔をしている
しかし
ゆうきは余裕な笑顔で言った
ゆうき「上等じゃねーか!!行ってやろうぜ!!
なあ、みのる!鈴木!
ん?」
鈴木とみのるは
すでに逃げ去っていた
いやはや
校内アナウンスで緊急に呼び出されてしまった
みのる、ゆうき、鈴木
の
3人
はたして
どうなるのか?
ぽぽーいい!!
(笑)
つづく(笑)
NEXT
BACK