二日目


太田高校文化祭

二日目

今日も学校はたくさんの客や生徒でにぎわっている

みのるとゆうきは

矢崎としょーたのクラスの前にいた

みのるが教室の前の人だかりを見て言った

みのる「なんだすげー人だなおい」

ゆうきも言った

ゆうき「プラネタリウムってそんなに人気あんのか?」

すると

横から鈴木が歩いてきて言った

鈴木「違う、客層をよく見てみろ」

みのる「ん?」

よく客層を見てみると

ほとんどが女の子だった

みのるが眉をひそめて言った

みのる「なんだ?女ってのはプラネタリウムが好きなのか?」

鈴木が冷静に言った

鈴木「まだわからんのか?受け付けを見てみろ」

みのる「ん?」

みのる達が受付をみると

プラネタリウム教室へようこそ

書かれた机に

矢崎が座っていた

ゆうきが鈴木を見て言った

ゆうき「も、もしかして、これ全部、矢崎ファンか?」

鈴木「そうだ」

みのるが驚いた

みのる「うお!マジか!?すげーなおい!」

ゆうきが思い出したように言った

ゆうき「そうだ!そういえば矢崎も勝手にファンクラブとか作られてて

すげー人が増えてるって

まどかちゃんとイイ勝負らしいぜ?」

みのるが頭の後ろに手を組んで言った

みのる「ふん、モテる男はつらいねってか?

ん?

そういえばゆうき

秋田のキャンプで矢崎と一緒に撮った写真って持ってるか?」

ゆうきはポケットから写真を取り出した

ゆうき「ああ、みのると3人で撮った写真ならあるぜ?」

すると

みのるはパシッと写真を手にとって言った

みのる「売れるんじゃねーか?これ(笑)」

ゆうき「お?(笑)」

そして

みのるはプラネタリウム教室の入り口に並んでいる女子生徒に

声をかけた

みのる「なあ、ねえちゃん矢崎の写真欲しいか?」

すると

二人組の女の子がみのるを見て言った

女子1「え?そんなのあるの?」

みのる「ほれ」

みのるは女子生徒に写真を見せた

女子生徒はおどろいて写真にかじりついた

女子2「あ!ほんとだ!矢崎君写ってる!!」

女子1「ねえ、これどこで撮ったの?」

みのる「秋田旅行に行った時だよ」

ゆうきが笑顔で言った

ゆうき「欲しいか?」

女子はハイテンションで言った

女子1「欲しい欲しい!!え?くれるの?」

みのる「ああ、やるよ」

みのるは女子生徒に写真を手渡した

女子1「きゃー!!やったぁー!!」

女子2「え!ちょっと美樹ずるいよ!あたしも欲しいよ!」

すると

鈴木が言った

鈴木「500円だ」

女子2「え?」

ゆうきが手をだして言った

ゆうき「はい、500円(笑)」

女子1「え?なんで?お金とるのー?」

みのる「当たり前だろ!!タダで矢崎の写真手に入れようなんて100年はえーぞ!?」

すると

片方の女子生徒が言った

女子2「でも、これ横に写ってる二人が邪魔なんだけど」

ゆうきとみのるが怒って言った

ゆうき「なんだと?このやろう!!

オレ達が邪魔ってか!?

しばくぞこのやろう!!」

みのる「そうだ!本当ならオレらの写真は一枚3500なんだからな!!」

すると

女子のもう1人が言った

女子1「矢崎君が1人で写ってる写真ないの?」

女子の片割れも声を合わせて言った

女子2「そうだよ!それなら1000円でも買う!!」

みのるとゆうきは顔を見合わせた

みのる「聞いたか?」

ゆうき「ああ」

そして

二人はコンビニへカメラを買いに走って行った


しばらくして

プラネタリウム教室の受付前では

鈴木がカメラ片手に

プロカメラマン顔負けのスピードで

矢崎の写真を撮りまくっている

矢崎が鈴木を見て言った

矢崎「鈴木、さっきから何やってんだ?(笑)」

鈴木「趣味だ」

そう言うと

鈴木はカシャカシャと矢崎を撮りまくった

しばらくすると

矢崎のクラスの文化祭実行委員の女子が歩いてきた

実行委員「ちょっと!鈴木くん!

他のお客さんの邪魔になるから今はやめてよ」

すると

鈴木はその実行委員の女子を見て言った

鈴木「ちょっと来い」

実行委員「なによ?」

鈴木は実行委員を連れて

廊下に出た

鈴木「いいか、撮影を許可しろ」

実行委員「なに言ってるの?他のお客さんの邪魔になるから

やめてって言ったでしょ?」

鈴木「では、現像したらお前の好きな写真をプレゼントしよう

これでどうだ?」

実行委員「、、、、、、」

実行委員の女子は顔を赤くして黙り込んだ

そして

おもむろに鈴木を見て言った

実行委員「、、、約束だからね?」

鈴木「しゃーっしゃっしゃっしゃ!!!」

鈴木はかん高い笑い声をあげ

ホウッ!!

その場でマイケルジャクソンの踊りをダンスしながら

写真を撮りまくった


校庭のクレープ屋さんの前では

今日もまどかを一目見ようと

たくさんの男子生徒がクレープを買いに集まっていた

クレープを買った男子生徒たちが話している

男1「うわ〜超かわいかった〜!!

オレもう今日クレープ買ったの3回目だよ(笑)」

男2「お前もか?オレなんか5回目だぜ?(笑)」

男1「これ病み付きになっちゃうよな?(笑)」

男2「ああ、毎日やってくんねーかなー!(笑)」

男1「ん?おい、あそこなんか人がたまってるぞ?」

男2「なんだろ?あの店?」

男1「どれどれ?『太田高校のナンバーワンアイドル』??」

男2「ん?『佐藤まどかプロマイド一枚1000円』なにぃ!!?」

二人はすかさず走って

その出し物の店に向かった


店の前では無数の男子生徒が押し掛け

すごいことになっていた

みのる「さあ!よってらっしゃい!みてらっしゃい!!」

ゆうき「佐藤まどかのオリジナルプロマイドどれでも一枚1000円!!」

みのる「早くしないと売り切れちゃうよー!!?」

男1「あ、これいい!!これ下さい!!」

みのる「はいまいどぉ!!」

男2「あ、これとこれ下さい!!」

ゆうき「はいまいどぉ!!」


理沙がクレープを作りながら言った

理沙「ねえねえ、まどか、あそこの店で何か売ってるのって

みのる君とゆうき君じゃない?」

まどかはチラッと見て言った

まどか「あ、本当だ(笑)なにやってんだろあいつら(笑)」

理沙が不思議そうな顔をして言った

理沙「でも、あの二人のクラスってお化け屋敷のはずだよね?」

まどかが笑いながら言った

まどか「どーせ暇だから友達の店むりやり手伝わせろとか言ったんじゃない?」

そう言ってみのる達の方を見たまどかは

何かに気付いた

まどか「ん?」

まどかは目を細めて理沙に言った

まどか「ねえ、あの店って何売ってるのかな?」

理沙が店の看板を見た

理沙「え?、、さとうまどかの、、プロマイド、、

一枚、、1000円!?」

まどかは驚いた顔で言った

まどか「え!?ちょっと何やってんの!?あいつら!!」

まどかはすかさず走って

みのる達の方へ向かった

まどか「ごめん!!理沙ちょっと見てくる!!」

理沙「う、うん」


みのる達の店の前

みのる「さー!!早く買った買ったぁ!!」

ゆうき「もう残り少ないよー!?

早く買わないと全部売り切れちゃうよー!?」

そこへ

まどかが走ってやってきた

まどかは息を切らしながら言った

まどか「ちょっと!!何やってんのよ!!」

まどかを見た男子生徒たちの間から

歓声が沸き起こった

男達「おおおおおぉぉぉぉ!!!!」

ゆうきがまどかを見て言った

ゆうき「みりゃわかるだろ?おまえの写真売ってるんだよ」

まどかは怒って言った

まどか「ちょっと!いつのまに撮ったの!?

勝手に人の写真売らないでよ!!」

みのるがまどかに言った

まどか「まあまあ、そう堅い事言わねーで

人助けだと思ってさ(笑)」

まどか「やめてよ!!」

その瞬間

みのるがまどかのわきの下を

ツン

つついた

まどか「あぅっ!」

まどかはくすぐったそうに

身をよじらせた

みのる「今だ!!」

すかさず

ゆうきが写真を撮った

カシャッ!

また男子生徒たちが歓声をあげた

男達「おおおおぉぉぉぉお!!」

みのるが叫んだ

みのる「さあ!!このレアな一枚!!

欲しい方は明日この場所に集合だ!!」

ゆうきも意気揚々と叫んだ

ゆうき「それじゃ今日はこれで売り切れだ!!」

まどかが怒って言った

まどか「ちょっと!そのカメラかしなさいよ!!」

みのる「とぅへとぅへ!!」

ゆうき「やーだよーだ!!」

二人はスタコラサッサと逃げ出した


そして

夕方になり

文化祭の出し物の

学園祭ライブ

その会場では

たくさんの人が集まっていた

ステージの上では

B-DASHのコピーバンドとして

3人の男子生徒がスタンバイしていた

みのるとゆうきは客席にいた

みのる「よーし!!写真もたくさん売れたし!!

今日もガンガンダイブしちまうか!!」

ゆうき「おお!飛べる所まで飛んでいくぜ!!」

そして

ライブが始まり

客席は盛り上がりを見せた

一曲目の「KIDS」という曲が演奏され

みのるとゆうきは

ステージによじ登った

みのる「よっしゃ!!飛ぶぜ!!」

ゆうき「飛べる所まで!!」

そして

二人はステージから

向かってジャンプした

みのるは間違えて

ベースを弾いていた男子生徒にぶつかった

ゆうきはモニターに足をひっかけ

なぜが

ギターボーカルの男子生徒に体当たりした

ドカッ!!

男子生徒「うわ!!」

すかさず

鈴木が客席から

すさまじい勢いで

ステージに向かってジャンプし

そのまま

ドラムを叩いていた男子生徒にぶつかった

ガシャンッ!!

男子生徒「うあぁ!!」

そして

演奏が中断し

ライブをやっていた生徒は

それぞれみのる達のはげしいアタックによって

突き指してしまい

ライブ続行不可能な状態になってしまった

客席からは

ブー!!

ブーー!!!

ブーイングの嵐になり

みのる達はあわてて言った

ゆうきがマイクに向かって叫んだ

ゆうき「わ、わかったよ!おまえらそんなに騒ぐな!!」

みのるもベースのマイクで叫んだ

みのる「しょうがない!!今日は特別にオレらがかわって

B-DASHのコビーバンドでライブやってやる!!

用意はいいかーーー!!!」

客「おおおおおぉぉぉぉ!!!」

客は突然のアクシデントだったが

かえって盛り上がった

そして

みのるがベースを持ち

ゆうきがギターを持ち

鈴木がドラムに座り

演奏を開始した

みのるがマイクに向かって叫んだ!!

みのる「よし!!ホホイいくぜ!!!」

客「おおおおぉぉぉぉ!!!」

鈴木がスティックを持って叫んだ

鈴木「ワンツースリーフォー!!!」

演奏が始まった

客はポカーンとステージを眺めた

しだいに

客席からやじが飛び交った

客「おーい!!ホホイじゃねーのかー!!?」

客「なんの曲やってんだぁ!!?」

客「おまえら楽器できんのかぁ!!?」

客「音楽やれ音楽をー!!!」

3人は

まるで演奏できてなかった

そして

みのるがすかさず携帯電話を取り出し

ゴンゴンの自宅に電話した

みのる「もしもし?」

すがはらやすのり「もしもし菅原です」

みのる「あの、ゆうた君いますか!?」

すがはらやすのり「はい、ちょっとまってね」

しばらくして

ゴンゴンが電話に出た

みのる「もしもし!?ゴンゴンか!?

早く携帯ふっかつしてくれよ!!」

ごんごん「お、みのる(笑)どうしたの?」

みのる「今、文化祭でB-DASHのコピーバンドでライブやってんだけどよ!

客がオレらの演奏に納得しねーんだよ!!

なんとかなんねーかな?」

ごんごん「そうなの?(笑)

じゃあ、ちょっと荒瀬とたなまんに電話してみるね(笑)」

しばらくして

電話を終えたみのるがマイクに向かって叫んだ

みのる「いいか!!よくきけ!!

今から生B-DASHが来てライブやるぞ!!

おまえら覚悟はできてっかー!!!?」

客「うそつくんじゃねー!!」

客「本当に来るのかー!!?」

そして

10分後

ごんごん、たなまん、荒瀬

3人が

ステージに現れた

みのるが叫んだ

みのる「どうだ!!!来たぞおい!!

今から生ライブやんぞ!!」

ゆうきも叫んだ

「用意はいいかーー!!!」

客「おおおおぉぉぉおおお!!!」

客は興奮して叫んだ

B-DASHの三人は

笑いながら

ステージにスタンバイし

ゴンゴンがマイクで言った

ごんごん「こんばんわB-DASHというバンドです!(笑)」

客「うぉぉおおおおおお!!!!」

ごんごん「1曲目、KIDS!!」

ダダンッ!!

そして

ライブが始まり

盛り上がった

とさ

(笑)


つづく(笑)




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