AKITA


みのる達

7人は

土日の休日を利用して

秋田に来ていた


場所は

秋田

山奥

山の奥を流れる川のほとりに

みのる達はいた


時間は

夕方5:00時

夕暮れの日ざしが差し掛かり

木々のすき間から小鳥の鳴き声と共に

川のせせらぎが心地よく響いている

みのる達は

川のほとりの石ころでできた

ジャリなほとりを

じゃりじゃりと歩いている

ゆうきが川に釣り糸をたらしながら言った

ゆうき「ところでよー」

みのるも川に釣り糸をたらしながらすぐ横で聞いている

みのる「ん?」

ゆうきは続けて言った

ゆうき「なんでオレ達7人をまとめて言う時さ」

みのる「うん」

ゆうき「みのる達、、って言うんだろうな?」

みのるは笑いながらゆうきを見た

みのる「そりゃおまえ、オレが主役だからに決まってんじゃねーか(笑)」

ゆうきは川を見つめながら言った

ゆうき「でもよー、第1話の最初の主役オレだぜ?」

みのる「いや、あれは、こう、サブ的な役割だろ?

よくあるじゃねーか、映画でもよ

こう、物語が始まって少ししてから主役が出てくるってな」

ゆうきはみのるを見て

しかめっ面で言った

ゆうき「なんだ?もしかしておまえ自分が主役だと思ってんのか?」

みのるは少し怒りながら言った

みのる「あたりめーだろ!だってみのる達なんだからよ

みのる達の中におまえも入ってんだぜ?

だいたいこの小説の本当の名前しってっか?」

ゆうきはあいかわらず

しかめっ面でみのるを見て言った

ゆうき「ごんごんノベルだろ?」

みのる「ちげーよ!それは借りタイトルだろ?

本当のタイトルはな

『みのるの大冒険』なんだよ」

ゆうきは思わず釣り具を手放した

ゆうき「うっそつくなよお前!!

それは思い込みが激しすぎるぞおまえ!!」

みのるも必死に言った

みのる「うそじゃねえ!本当だって!!」

みのるも思わず釣り具を手放した

みのる「あっ!!」

その瞬間

川の中から

魚をくわえた鈴木が顔を出した

鈴木「本当のタイトルは『鈴木』だ」

ゆうきとみのるは思わず叫んだ

ゆうき&みのる「おまえいつから潜ってたんだよ!!」

すると

後ろの方から理沙が走ってきた

理沙「御飯ができたよー!!」

みのるはさっと振り向いた

みのる「お!!飯の時間か!!」

ゆうきも座っていた岩からパッと飛び下りた

ゆうき「オレも腹へってたんだ!!」

二人は川のほとりをジャリジャリと歩いて

矢崎達の方へ走っていった


日はほとんど暮れ

夜になりかけの明るさの中

みのる達はバーベキューを囲んでいる

ささやかな風が理沙たちの髪を揺らし

バーベキューのぱちぱちと燃える炎が

みのる達の顔を照らしている

ゆうきがバーベキューの肉をつまんで言った

ゆうき「あっち!!」

みのるが箸を持ってゆうきに言った

みのる「おまえ直接肉とったら熱いに決まってんだろ(笑)

箸を使えよハシを(笑)」

ゆうきはバーベキューの炎に顔を照らされながら

肉を見て言った

ゆうき「あ?オレは素手でも食えるタイプなんだよ!!」

そういうと

ゆうきはみのるのハシをパッと奪い取って

肉をつまむと

口の中にほうばった

ゆうき「あっち!あっち!!」

みのるがタレの入った紙の皿を持って言った

みのる「おまえタレつけろよ、タレを(笑)」

ゆうきは熱そうに口の中で肉をほうばりながら言った

ゆうき「う、うるへー!!オレは生タイプなんだよ!!」

ふと横を見ると

鈴木が本当に焼く前の生肉を食べている

みのるがハシで鈴木を指して言った

みのる「おい!そこ!リアルに生で食うなよおい!!」

理沙やまどか

矢崎やしょーたが

そんな光景を見ながら

クスクスと笑っている

その顔は

夜の川のほとりの炎に照らされ

ロマンチックに輝いていた

理沙が女の子らしく肉を食べて言った

理沙「おいしい〜♪」

矢崎も口を合わせた

矢崎「うん、本当においしい!!」

しょーたも笑顔でもぐもぐと食べている

まどかが野菜をジュージューと焼きながら言った

まどか「はい、このたまねぎもう食べれるよ?」

ゆうきが「いただきまーす!!」と

たまねぎを手でつかんで

そのまま口に放り込んだ

ゆうき「あっちお!!あっつ!!」

まどかが炎に照らされながら

オレンジ色に輝く横顔で

ゆうきを見て言った

まどか「ちょっと!せっかく焼いたんだから!

せめてタレぐらいつけてよね?」

みのるも口をはさんだ

みのる「あとハシを使え、ハシを(笑)」

ふと横を見ると

鈴木が焼く前のたまねぎをそのままバリバリと食べ

涙を流している

みのる「おい!そこ!だからリアルに生で食うなっつーの!

涙でてんぞ!?(笑)」

しょーた達は楽しそうに笑った


そして

みんなは楽しいバーベキューの時間を過ごし

時刻は夜の10時をまわった

みんなはたき火を囲んで

わいわいと楽しくおしゃべりしていた

みのるがあくびをしながら言った

みのる「ふあ〜あ、、う〜ん、、そろそろ眠くなってきなたぁ」

まどかも目をこすりながら言った

まどか「うん、確かに今日はみんな朝の5時起きだもんね(笑)」

ゆうきがあくびをしながら言った

ゆうき「ふぁ〜あ、じゃあ、そろそろ寝っか!!」

そして

みんなは夕方に作ったテントの中に入っていった

テントは3つあり

矢崎&しょーたテント

ゆうき&みのる&鈴木テント

理沙&まどかテント

この3つだった

それぞれは

おのおののテントの中に入っていった

みのる達のテントの中

3人は寝袋にくるまった

みのる「おーい!じゃあライト消すぞ?」

ゆうき「おう、消してくれ」

みのる「鈴木もいいか?」

鈴木「オレはすでに寝ている」

ゆうき「起きてんじゃねーかよ(笑)」

みのる「じゃあ消すぞ(笑)」

パチッ

みのるがライトを消すと

テントの中は真っ暗になった

そして

静かな山の音が聞こえてきた

川の流れるせせらぎの音

鈴虫や

他の虫達の秋の夜長を演出する

風情のある虫の声

夜の風がほのかに木々をゆらす

リラクゼーション的な音

おならの音

ブッ!!

みのる「おい!!誰だよ!?屁こいたの!?(笑)」

鈴木「オレだ」

ゆうき「おまえ音でけーよ!(笑)」

みのる「うっ、くせぇ!!」

ゆうき「あ?あ!!本当だ超くせー!!!」

みのるとゆうきは外に飛び出した

みのる「ふうっふうっ、、なんだあの匂いは?

ハンパじゃねーなおい!!」

ゆうき「ああ、殺人鬼じゃねえかあれじゃ!!」

みのるがはぁはぁと息をしながら

横を見ると

理沙とまどかの寝ているテントがあった

みのるはゆうきの肩をポンと叩いた

ゆうき「ん?」

みのる「あのテントの中で理沙ちゃんとまどかちゃんが

寝てるんだよな?」

ゆうき「ああ、そうじゃねーか?」

みのるは怪しい笑顔を浮かべて言った

みのる「行くか?」

ゆうき「行くってなにをだよ?」

みのる「へっ、、よばいだよ、、よばい、(笑)」

ゆうき「よばいって何だ?」

みのる「よばいもしらねーのかよ!?

おまえゴクウか?子供の(笑)」

ゆうき「知らねーよ、なんだよ?」

みのる「まあ、あれだな、早く言やーセクハラだけどよ(笑)

まあ、寝てる間を狙って襲うって事よ、、へっへっへ!」

みのるは最強に怪しい笑顔でよだれを垂らした

ゆうきも話しに乗ってきた

ゆうき「寝てる所を襲って、、しかも、セクハラ!?

い、、いいな、、おい(笑)」

みのる「よし、行くか?」

ゆうき「ああ、行こうぜ、ピリオドの向こうへよ(笑)」

そうして

ゆうきとみのるは

超あやしい顔で

理沙達のテントへ向かって

足音を潜めて

じゃりじゃりと歩いていった

テントの前につくと

みのるが言った

みのる「おまえどっちにセクハラする?

まどかちゃんと理沙ちゃん」

ゆうき「おまえどっちがいいんだよ?(笑)」

二人はよだれを垂らしながら言った

みのる「じゃ、じゃあ、オレまどかちゃん行っちゃおうかな(笑)」

ゆうき「へ、へへ、じゃあオレ理沙ちゃん(笑)」

みのる&ゆうき「ぐっへっへ!」

そして

二人は

静かにテントの中に忍び込み

みのるは寝ているまどかの横にスタンバイし

ゆうきは寝ている理沙の横にスタンバイした

みのるがよだれを垂らしながら言った

みのる「へ、ぐぇへ、、オレまどかちゃんとチューしちゃお(笑)」

ゆうき「じゃ、じゃあ、オレ理沙ちゃんのおっぱいもんじゃお(笑)」

そして

二人はそっと実行にうつした

まどか「ん、、」

理沙「んん〜、、」

まどかと理沙は目を覚ました

理沙「きゃぁ!!」

まどか「ん!?ちょっあんたたち何やってんのよ!?」

みのる「やべ!!ばれた!!」

鈴木「こっちから逃げるぞ」

ゆうき「鈴木!!?おまえいつからここにいたんだ!?」

鈴木「それは聞くな(笑)」

みのる「てめー!!もしかしていい思いしてやがったのかぁ!?」

鈴木「ふっ添い寝してただけさ」

まどかが怒って言った

まどか「ちょっと!!早くでてってよ!!」

となりのテントで寝ていた

矢崎としょーたも

なんだろう?

起きて様子を見に来た

まどかと理沙のテントから

みのる達が飛び出した

みのる「おい!鈴木おまえさっきテントにいたじゃねーか!!」

ゆうき「くっせー屁こきやがって!!」

鈴木「あれはカモフラージュだ」

みのる「くせーんだよ!!」

矢崎としょーたは顔を合わせた

しょーた「どうしたんだろう?」

矢崎「さぁ?(笑)」


こうして

秋田の山奥で

7人のハチャメチャな夜が

楽しい思い出になったとさ

めでたしめでたし(笑)


つづく(笑)




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