熊の逆襲
場所は前回に続き
北海道の北見
みのる達は山小屋の中にいた
ドドーンッ!!
みのる「うわ!!」
また激しい地響きのような音と共に
山小屋ホテルサンベリーが揺れた
矢崎が叫んだ
矢崎「まずい!!入り口を探してるんだ!!」
まどかもうろたえながら叫んだ
まどか「ど、どうしよう!?」
しょーたがすかさず入り口のドアの方へ走った
しょーた「そうだ!入り口の鍵を閉めよう!!」
ゆうきも叫んだ
ゆうき「おお!!」
そして
ゆうきとしょーたがドアに向かった
しょーたがドアノブに手をかけた
しょーた「あ、あれ?この家カギがついてない!!」
みのるが振り返った
みのる「な、なにぃー!!」
ズドーン!!
また凄まじい音と共に家が揺れた
矢崎が必死の形相で叫んだ
矢崎「か、カギが壊れてるのか!?」
しょーたがドアを見ながら叫んだ
しょーた「いや!最初からカギがないドアみたい!!」
ゆうきが叫んだ
ゆうき「なんだとぉー!!?」
みのるもムンクの叫びのような顔で言った
みのる「ホテルサンベリーったら超友好的ぃ!!」
矢崎が汗を流しながら叫んだ
矢崎「よし!!じゃあ、とにかくドアを開けないように
みんなで押さえるんだ!!」
みのる「おおー!!」
そして
まどかと理沙も一緒に
みんなでドアを押さえた
しかし
ついに熊はドアを発見したらしく
モロ、ドアの外側から
ドーンッ!!
ドーンッ!!
と
ドアを押してくる
しだいに
ドアが開き始め
みんなのパワーが熊のパワーに負け始めた
ズドーンッ!!
ドドーンッ!!
理沙「きゃ!!」
理沙があまりの衝撃に吹っ飛んだ
そして
それと同時に
まどかも吹っ飛んだ
まどか「きゃぁ!!」
ドガンッ
そして
ついにドアが開き
身長3メートル近くもありそうな熊が
のっしのっしと入ってきた
ゆうき「で、、でけぇ!!?」
みのる「お、おい!!前回は2メートルって言ってなかったか!?」
ゆうきが叫んだ
ゆうき「そんな事言ってるば場合か!!?」
矢崎が奥にあった木でできた椅子をとって来た
そして
思いっきりふりかざして
熊めがけて投げ付けた
ガシャンッ
熊は
ぐぅぁあおおぉぉうう!!!
と
叫び
よくもやったな!!
と
言わんばかりに
矢崎をはねとばした
ドガッ!!
矢崎「ぐあぁ!!」
矢崎は熊の凄まじいパワーに3メートル以上吹っ飛ばされ
壁に頭をぶつけた
ゴッ!!
しょーた「矢崎くん!!」
しょーたが慌てて心配そうに矢崎のもとに走って行こうとしたが
後ろから熊が
グシャァッ!!
と
大きな爪で引っ掻いた
しょーた「うあぁ!!」
しょーたは背中の服をやぶられ
肉を少し削られた
背中から血を流すしょーたを見て
理沙が叫んだ
理沙「しょーた君!!」
ゆうきが叫んだ
ゆうき「くそー!!これでも食らえ!!」
ゆうきは身を低くしてかまえた
か〜ぁ
め〜ぇ
は〜ぁ
め〜ぇ
みのるが慌てて叫んだ
みのる「お、おい!無理だって!殺されるぞ!?」
ゆうきの手が金色に光り始めた
ゆうき「波ぁーーーーー!!!!」
ポシュッ
ゆうきの手から小さな光が出て消えた
一瞬、熊はなにごとか?
と
ゆうきの手をじっと見つめた
その瞬間
みのるが「今だぁーー!!!」
と
叫び
熊の後頭部にハイキックを食らわせた
ポフッ
しかし
稲中の田辺のようにはいかなかった
熊は
ぐぅあぉおおおお!!!
と
叫び
二人を凄まじい力でひっぱたいた
みのる&ゆうき「うあぁ!!」
みのるとゆうきは2階の屋根裏部屋のような所まで吹っ飛んだ
ドゴンッ!!
ゆうき「う、、、うぐう、、、」
みのるが苦しそうに腹を抱えながらふと横を見ると
鈴木がいびきをかいて寝ていた
みのる「す、鈴木ぃ!!大変だ!!熊が出たんだ!!
なんとかしてくれ!!!」
鈴木は眠そうに
むにゃむにゃ、、
と
目を覚ました
そして
熊を見て言った
鈴木「ん?熊か、、ほう、、なかなかの大きさだな、、」
そして
鈴木はすっくと立ち上がると
腕を組んで言った
鈴木「よしたか!!」
すると
天井の裏から
空中で3回転して
よしたかが現れた
よしたかは
スチャッ
と
着地すると
よしたか「オッスッ!!!」
と叫んで
熊に向かって
走っていき
ハイジャンプをすると
オーバーヘッドキックを熊の頭に食らわせた
ゴスッ!!
だが
熊は効かねぇな、、
と
言わんばかりに
よしたかを張り手で吹っ飛ばした
ボフッ!!
よしたか「ぐあぁ!!」
よしたかは部屋のはしっこまで吹っ飛び
ぐふっ!!
と
口から血を吐きながら言った
よしたか「し、、師匠!!相手はそうとうのつわものです!!」
すると
鈴木は冷静に腕を組んだまま
熊を見て言った
鈴木「よかろう、では、、みぽりん!!」
鈴木が叫ぶと
天井裏から「オッスッ!!」という声とともに
みぽりんが落ちて来て
そのまま頭から地面にぶつかった
ゴツッ!!
みぽりん「あつっ!!」
みぽりんは痛そうに頭を抱えて起き上がった
鈴木が叫んだ
鈴木「敵は手強いぞ!!容赦するな!!」
すると
みぽりんは「オッスッ!!」と叫び
ハイジャンプして
空中で3回転すると
そのまま頭から地面に落っこちた
ゴツッ!!
みぽりん「あぐっ!!」
みぽりんは相当いたそうに頭を押さえて
なんとか立ち上がろうとしたが
その瞬間
熊が
ぐぁぁおおおぅぅぅ!!!
と
凄まじい声をあげ
みぽりんの腹を激しく突き飛ばした
ドフッ!!
みぽりん「あぶっ!!」
みぽりんは物凄いスピードで壁にぶつかり
そのまま「ぐはぁっ!!」と血を吐いた
横にいたよしたかが
すかさずみぽりんに近付き
みぽりんを優しく抱き寄せた
そして
情熱的で濃厚なキスを
みぽりんのくちびるに交わした
みぽりんは「んっ!!」と声をあげ
ポーッと顔を赤くした
みのるが叫んだ
みのる「お、、おい!こんな時に何やってんだ!?」
鈴木が冷静に言った
鈴木「ヒーリングだ。
男前なよしたかにキスされる事によって
みぽりんは癒され体力を回復するのだ」
みのるは驚いて言った
みのる「す、、すげーホイミってやつだな!?」
鈴木が冷静に言った
鈴木「違う、ベホラマだ」
ゆうきが叫んだ
ゆうき「ゾ、ゾマホン!?」
鈴木「違う、それは早口の男だ」
そう言うと
鈴木はゆっくりと熊に歩み寄った
矢崎が叫んだ
矢崎「鈴木!!危険だ!!気をつけろ!!」
鈴木は無言で手をすっと差し出し
熊を見て言った
鈴木「おまえはオレの弟子になる、、、
お前はすでに弟子になっている、、、」
ワ〜オン
ワ〜オン
不思議な音が部屋に響き渡った
みのるが叫んだ
みのる「む、虫笛の音だ!!」
ゆうきも叫んだ
ゆうき「な、、催眠術かぁ!?」
と
次の瞬間
鈴木が叫んだ
鈴木「はぁっ!!!」
すると
急に熊の動きが止まった
そして
鈴木がゆっくりと熊を見て言った
鈴木「よし、お前は今からわたしの3番弟子だ
おまえをサンベリーと名付けよう」
そして
鈴木は手をゆっくりと下ろすと
叫んだ
鈴木「サンベリー!!」
その瞬間
熊は目を開き
熊「オッス!!!」
と
叫ぶと
斜にジャンプした
ゴツッ!!
熊の頭が鈴木の鼻ヅラに激突した
鈴木「おぶっ!!」
鈴木はポタポタと垂れる鼻血を手で押さえながら言った
鈴木「う、、うぐ、、よし、、いいジャンピング挨拶だ、、ごふっ、、、」
そして
まだ濃厚なキスを続け
完全にディープキス状態になっている
よしたかとみぽりんに向かって言った
鈴木「よしたか!みぽりん!」
二人は
はっ!!
と
目が覚めたかのように
「オッス!!」
と叫ぶと
鈴木の方に走っていった
鈴木は二人に向かって言った
鈴木「今からこの熊をサンベリーと名付け
鈴木珍夕道の3番弟子とした!
さっそく鈴木道場の基本を教えてやってくれ!」
すると
よりたかとみぽりんは
「オッスッ!!」
と
元気よく返事をし
よしたか「さぁ!こっちだサンベリー!!」
みぽりん「行くぞ!!」
と
サンベリーを連れて
はっ!!
はっ!!
と
山の外に走っていった
みのるが唖然とした顔で言った
みのる「、、、ってゆーか、あいつらいつからここにいたんだ?」
鈴木が言った
鈴木「あらかじめ私がここに待機させていた」
まどかがびっくりしたように口を開いた
まどか「え!?なんでここに来るってわかったの!?」
鈴木「たまたまだ、箱根でも旅館に待機させていたが
違う旅館に泊まったので出て来れなかった
今日は運がよかった」
みのるが呆れたように言った
みのる「おまえ実は結構頑張ってんだな、、」
とにもかくにも
無事に助かった7名
いや
みぽりん&よしたかを入れて9名
ハチャメチャなピクニックを堪能したのであった
くわばらくわばら(笑)
つづく(笑)
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