サンベリー
場所は北海道
の
北見
みのる達はさわやかな陽気の中
森もりと茂った山の散歩道を歩いていた
みのるが山々の景色を見ながら言った
みのる「いやー!またパッと来ちまったな!北海道!」
ゆうきも光る木々を見ながら言った
ゆうき「なんかオレら旅行ばっかしてねーか?」
まどかが機嫌よさそうに言った
まどか「ま!でもいいじゃん!こうやって綺麗な空気も吸えるんだしさ!」
矢崎が大きく息を吸い込んで言った
矢崎「こういう所に来てはじめて都会の空気は汚れてるんだなって思うよな」
みのるが矢崎の肩を叩いた
みのる「まあ、そう堅い事言うなって空気は空気なんだからよ!」
矢崎が笑いながら言った
矢崎「ま、まあそうだけど(笑)」
しばらくすると
山の上の方から鈴木が走ってきた
鈴木「おーい!!」
みのるが上を見上げて言った
みのる「お、鈴木だ」
矢崎が不思議そうな顔で言った
矢崎「なんであいつ上から走ってくるんだ?」
理沙も不思議そうな顔で言った
理沙「あれ?鈴木君って飛行機間に合わなくて次の便で来るって言ってたよね?」
しょーたがうなずいた
しょーた「うん、、」
しかし
鈴木は上から走ってきた
鈴木「おーい!!」
ゆうき「なんだ!遅かったな鈴木!」
みのる「遅いわりにゃ上から来たぞ?」
鈴木が息を切らしながら言った
鈴木「すまん、やっぱ次の便まで待切れなくて走ってきちまった、、」
矢崎がびっくりして言った
矢崎「走ってって、、!!?」
しょーたも言った
しょーた「え?海をこえて来たの?」
鈴木「海は泳いできた」
ゆうきが笑って言った
ゆうき「おまえら何本気できいてんだよ(笑)
そんなのウソにきまってるじゃねーか、なあ、みのる!」
みのるはゆうきの肩に手をおいた
みのる「今までの鈴木の行動を思い出してみろ」
ゆうきは様々な人間離れした鈴木の偉業を思い出した
ゆうき「あ、、そうか、、」
みのるはようようと言った
みのる「な?本当くせーから恐えーだろ?」
ゆうきは鈴木を見て言った
ゆうき「おまえ、、人間か?」
鈴木は肩をすくめて言った
鈴木「ふっおせじでもねぇこと言うなって照れるじゃねーか」
理沙が少し笑った
しばらく歩いて登ると
頂上に辿り着いた
山の上から神がかった景色を拝みながら
みのる達は昼食を楽しく頂戴した
そして
夕方になり
帰り道
ゆうきが疲れたような顔で言った
ゆうき「なあ、この道さっき通らなかったか?」
しょーたも言った
しょーた「うん、僕もそう思った」
矢崎が地図を見ながら言った
矢崎「おかしいなーこれで合ってるはずなんだけど、、」
ゆうきがみのるの方を見て言った
ゆうき「おまえが地図に載ってない道から行きてぇなんて言うからだぞ?」
みのるは笑って言った
みのる「いや、だってちょっとぐらい冒険してーだろ?」
ゆうき「冒険はいいけど帰れなきゃしょーがねーだろ(笑)」
まどかが口をはさんだ
まどか「まあ、じゃあ、とりあえずこの道を行ってみようよ」
鈴木が珍しくまどかに喋りかけた
鈴木「ま、まどかちゃん、、今日の服、、似合ってるじゃないか、、」
まどかはちょっとしたピクニックスタイルで
かわいい帽子をかぶっていた
矢崎もうなずいた
矢崎「うん、オレも思った(かわいい、、)」
まどかはちょっと嬉しそうに照れ笑いした
まどか「そ、そう?なんか褒められると照れるね(笑)」
理沙も嬉しそうに笑った
そして
日がくれて夜になった
ゆうきがかなり疲れた様子で言った
ゆうき「な、、なあ、、、こんな道通ったっけ?」
しょーたもさすがに少し疲れた様子で言った
しょーた「おかしいな、、あのまままっすぐ行けば下山できると思ったんだけど、、」
ゆうきがみのるを見て言った
ゆうき「やっぱおめーがこっちから行きてーとかぬかすからだぞ!」
みのるもちょっとぷんぷんして言った
みのる「だって行きたかったんだもん!!」
ゆうき「だもん!!じゃねーよおまえ!(笑)」
矢崎がみんなをなだめるように言った
矢崎「と、とにかくさ、この分かれ道をどっちに行くか決めようぜ」
みのるが悩み始めた
みのる「うーん、、、こっちだ!!」
ゆうきが不思議そうにきいた
ゆうき「なんでこっちなんだ?」
みのるは自信満々に言った
みのる「ふっ、野生の勘ってやつよ」
ゆうき「おまえは野性の勘だろ?」
鈴木が口をはさんだ
鈴木「それ文字にしねーとわかんねーぞ」
ゆうき「うるせー小説だからいいんだよ!!」
みのる「小説って言うなよ!(笑)」
そうこうしているうちに
みのる達は本格的に遭難してしまった
みのるの野性の勘を頼りに
地図に載ってない山道をかきわけて
どんどん進んで行くうちに
本当にどっちがどっちだかわからなくなって
完全に迷ってしまったのだ
あたりはすっかり暗くなり
不思議な動物の声が響きわたる
すると
急に雪がちらつきはじめた
矢崎が手をだして言った
矢崎「あ、、雪だ、、、」
みのるも上を見た
みのる「ん?、、あ、ほんとだ」
雪はしだいに強くなり
そして
吹雪に変わった
雪はどんどんと積もり
本格的に遭難の気配がしてきた
猛吹雪の中
矢崎が手で顔をガードしながら目を細めて言った
矢崎「ま、まずい!!このままじゃ本当に遭難しちまう!」
ゆうきが肩をすくめて叫んでいる
ゆうき「さみー!!超さみー!!!」
みのるもふるえながら言った
みのる「う、、うう、、オレが凍っちまったらこのライターで溶かしてくれ、、」
ゆうき「うるせー!!おまえそれギャグか?本気なのか?」
その時
しょーたが叫んだ
しょーた「あ!あそこに家があるよ!!」
みんなはなに!?っとそっちを見た
そこには
吹雪の中
かすかに山小屋のような建物が見えた
矢崎が叫んだ
矢崎「よし!とりあえずあそこまで行こう!!」
7人は走って
なんとか山小屋の前まで辿り着いた
みのるが言った
みのる「な、なあ!これひとんちじゃねーのか!?」
ゆうきが言った
ゆうき「関係ねーよ!とにかく遭難しちまったんだ!!泊めてもらおうぜ!!」
理沙がドアの横にある標識を手でなぞった
理沙「ホテル、、サンベリー。。?」
みのるが言った
みのる「ホテル!?」
ゆうきが叫んだ
ゆうき「おい!どう見たって山小屋だぞ!?」
みのるが嬉しそうに言った
みのる「ほ、、ホテルか、、照れるじゃねーか、、
じゃあ、、ま、まどかちゃん、、、行こうか?」
まどかは怒って言った
まどか「なに変なギャグかましてんのよ!こんな時に!」
矢崎が叫んだ
矢崎「よし!とりあえあず中に入ろう!」
ガチャンッ
こうして
7人はひとまず山小屋
いや
ホテルサンベリーの中に入った
それぞれやっと少し落ち着いたように
服についた雪をはらいながら言った
みのる「うう、、しかし、、さみーなーおい!!」
しょーたがふと何かを見つけた
しょーた「あ!見て暖炉があるよ!?」
みのる「おお!本当だ!」
矢崎も嬉しそうに叫んだ
矢崎「おお!マキもあるじゃん!!」
まどかが嬉しそうに言った
まどか「さっそく火をつけてみようよ!」
そうして遭難したが
それなりに居場所を発見し
鈴木のターボライターで暖炉にも火をつけ
なんとなく燃える炎を見ながら
心を癒されていた
ぱちぱちっ
ぱちぱちっ
理沙が暖炉の炎に顔を照らされながら言った
理沙「あったかぁーい」
その横顔を見て
しょーたは
う、、かわいい、、、
と感じた
しばらくして
7人は遭難したにも関わらず
山小屋ホテルサンベリーの中で
かくれんぼ
を
開始した
ジャンケンで負けたみのるが言った
みのる「おいおい!勘弁してくれよ!もうオレ3回目だぜー!?」
どこからかゆうきの声がした
ゆうき「わがまま言わないの♪」
みのるはさっと振り返って言った
みのる「その声はゆうきだな?こっちの方からしたぞ?」
みのるは窓の方へ歩いていった
すると
突然外から
ドドーン!!
という強烈な音がして
山小屋が揺れた
みのる「な、、なんだぁ!?」
みのるが窓の外を見ると
身長2メートルもある巨大な熊が
こっちを見ている
空腹の巨大熊は窓からみのる達を見て
食いに来たのだった
みのるが慌てて叫んだ
みのる「お、、おい!!熊が出たぞぉーーー!!!」
矢崎「なにぃ!!」
こうして
北海道の北見の山奥で遭難し
さらに熊に襲われた7名
いったいどうなるのか?
頑張れホテルサンベリー!!
(笑)
つづく(笑)
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