まぶだち


晴れた空の下

気ままな空気と

シリアスな状況を乗せて走る電車の中

しょーたは理沙を探して

電車の廊下にあるトイレの方に走って行った

トイレの前に行くと

スキンヘッドの学ラン姿の不良

パンチパーマの学ラン姿の不良

そして

大きな身長のリーゼントの長ランを来た不良

彼が肩に担いでいるのは

まさに

理沙

その人だった

しょーたはそれを見て

とにかく

瞬間的にある種の状況を察知した

そして

叫んだ

しょーた「理沙さんを返せ!!」

すると

スキンヘッドの不良が近寄ってきた

スキン舎弟「なんだぁ?このチビは?」

しょーたはクッと歯を食いしばると

強いまなざしで言った

しょーた「理沙さんをどうする気だ?!」

パンチ舎弟「遊ぶんだよ?ラブラブな事してな、ひっひっひ!」

しょーたはすかさず不良達に飛びかかった

しょーた「理沙さんを放せぇ!!」

すると

二人の舎弟がしょーたを押さえ付けた

そして

パンチの舎弟が悪そうな笑顔で言った

パンチ舎弟「おーっと!下手に手を出すとこの女がどうなっても知らね−ぜ?」

そう言うと

持っていたビール瓶をグビグビと飲み干した

しょーたは悔しそうに

くっ

歯を食いしばった

続けてパンチパーマの不良が言った

パンチ不良「欲しけりゃな、お前もでかいのぶんどりなぁ!」

そういうと持っていたビール瓶で

思いっきりしょーたの頭を叩き付けた

パンッ!!

ビール瓶は粉々に砕け散った

そして

しょーたはうめき声をあげる暇もなく

瞬時にして気を失い

その場に倒れた

すると

リーダーのでっかい不良が言った

不良リーダー「よし、お前らそいつをどっかに隠しとけ」

舎弟パンチ&スキン「はいっ!!」


一方

みのる達の方では

しょーたも帰りが遅いと心配されていた

矢崎が不思議そうに言った

矢崎「おかしいな、、しょーたも帰って来ないなんて、、

向こうで何があったんだろう?」

ゆうきがのんきそうに言った

ゆうき「二人ともクソがケツにこびりついてとれねーんじゃねーのか?」

まどかが怒って言った

まどか「やめてよ!!あたしちょっと見に行ってくる!!」

矢崎が慌てて言った

矢崎「ちょっ、、まどかさん!?」

みのるが嬉しそうに言った

みのる「う〜ん、青春ってやつだねぇ〜」

ゆうき「だからクソしてるだけだろ?」

みのる「はい!ドロ4ー!!!(笑)」

ゆうき「あ!!テメーまたかよコノヤロー!!」


場所は廊下のトイレ前

慌ててまどかが到着すると

やはり

3人の不良がいた

リーダーが抱えている理沙を見たまどかは

血相を変えて言った

まどか「ちょっとあんたたち!!理沙を放しなさいよ!!

警察呼ぶわよ!!」

パンチパーマの舎弟が言った

パンチ舎弟「これはこれは、またまた美人なねぇちゃんの登場ってか?」

スキンヘッドの舎弟も悪そうな笑顔で言った

スキン舎弟「へっへっへ!なんだか今日はツイテル日みてーだな!」

そう言うとスキンヘッドの不良はいやらしい手付きで

まどかの体をさわりだした

まどか「ちょっ!!やめてよ!!」

パシッ!!

スキン舎弟「いてぇ!!」

まどかはスキンヘッドの不良をひっぱたいた

その瞬間

パンチパーマの不良がキレて言った

パンチ舎弟「てめー!かわいいからって調子のってんじゃねーぞ!クソあまぁ!!」

ドガッ!!

まどか「うぐっ!!」

パンチ舎弟はまどかの腹に強烈なキックを食らわせた

まどかは腹を押さえて

その場に倒れた

スキンヘッドの舎弟が後ろからまどかを起こし

はがいじめにした

スキン舎弟「オラオラァ!!まだネンネの時間じゃねーぜ?ねえちゃんよう!!」

まどか「う、、、うぅ、、」

すると

パンチパーマの舎弟が言った

パンチ舎弟「口で言っても聞かねー奴にゃぁ体で教えてやんねーとなぁ」

ボグッ!!

まどか「あぅっ!!」

パンチの不良は強烈なパンチをまどかの腹に食らわせた

まどか「あ、、、うぅ、、」

ガクンッ

まどかは気絶してしまった

すると

背の高いリーダーの不良が言った

不良リーダー「おい!このトイレのドアあかねーぞ!?

どうなってんだ!?」

すかさずトイレを見て

スキンヘッドの舎弟が言った

舎弟スキン「あ、兄貴ぃ!!そのトイレは使用中っす!!」

不良リーダー「なにぃ!?」

ドガッ!!

不良リーダー「出てこいオラぁ!!」

不良リーダーはトイレのドアを蹴飛ばした

中から

コンコンッ

「入ってますよー」

声がした


ちょうどその頃

みのる達はまだUNOに熱中していた

みのる「へっへー!とどめだ!ドロ4ォー!!!」

ゆうき「なんだよコノヤロー!!てめーそれでも人間かぁ!?」

みのるは歌い出した

みのる「よっおっかーいにっんっげ〜ん♪

ベムー!!

ベラァー!!

ベロォーーーー!!

人間になりたーい!!

ボカッ!!

バキッ!!

みのる「あた!!いたい!!(笑)」

ゆうき「てめーはいちいちむかつくんだよ!!」

みのるはボコられた


しびれを切らした矢崎が

これは何か事件が起こっていると

直感的に察知し

さっと席を立った

ゆうきがみのるの髪を引っ張りながら言った

ゆうき「あ、おい!矢崎!?どこ行くんだよー!?」

矢崎は走りながら言った

矢崎「ゆうき達はそこで待っててくれ!!」


そしてトイレの前に着いた矢崎が目撃したのは

悲惨な光景だった

矢崎はこぶしを握りしめて言った

矢崎「てめーら何やってんだこのやろう」

バシッ!!

スキン舎弟「ぐあぁ!」

矢崎はスキンヘッドの不良を殴りつけた

そして

そのままパンチパーマの不良にとび蹴りを食らわせた

ドガッ!!

パンチ舎弟「うあぁ!!」

パンチ舎弟は3メートル近く吹っ飛び倒れた

しかし

矢崎のすぐ後ろから

スキンヘッドの舎弟が起き上がり

割れたビール瓶で矢崎の顔を殴りつけた

スッ

矢崎は見を低くして攻撃をかわし

矢崎「なめんじゃねーぞコラァ!!」

まわしとび蹴りを食らわせた

ドゴッ!!

スキン舎弟「ぐぉあ!!」

スキンヘッドの舎弟は3メートル近く吹っ飛んだ

不良リーダー「そこまでだぁ!!」

ふと矢崎が前を見ると

不良リーダーがナイフを持って立っていた

不良リーダー「よう、にいちゃん、なかなか強いようじゃの、え?」

矢崎は歯を食いしばって言った

矢崎「てめぇー理沙さんに何をしやがったぁ!!」

不良リーダーは笑いながら言った

不良リーダー「おーこわいこわい、やたらと血の気の多いにいちゃんだぜ

まだこの女には何もしてねーよ

ちょっくらこれから料理をするだけさ

へっへっへ」

矢崎はバッと不良リーダーに向かって行こうとした

不良リーダー「おっと!早まるんじゃねーぞぉ?

お前が一歩動くとこのねーちゃんの顔に一生消えね−傷が残るぜ?」

矢崎はこぶしを握りしめて立ち尽くした

矢崎「くっ、、きたねぇマネしやがってぇ!!」

不良リーダーが悪そうな笑顔で言った

不良リーダー「よーし!お前ら!このにいちゃんを始末しな!!」

舎弟パンチ&スキン「へぇ!!」

そして動けない矢崎をいいことに

二人の舎弟は矢崎をすき放題にボコボコにした

舎弟スキン「ほらほらぁ!さっきまで勢いはどーしたよにんちゃんよう!!」

ドカッ!!

矢崎「うぐっ!!」

舎弟パンチ「なんだぁ?あの女に惚れてやがんのか?

泣かせる話じゃねーか!なあ熱血あんちゃんよう!」

ボフッ!!

矢崎「ぐあぁ!!」

そして矢崎はなすすべもなくボコられた

不良リーダーが叫んだ

不良リーダー「それにしてもこのトイレはいつになったら開くんだコラ!!」

ドガッ!!

ドガッ!!

不良リーダーはドアを勢い良く蹴っとばした

すると

中から

コンコンッ

「入ってますよー」

声がした


ちょうどその頃

みのるとゆうきは座席で口論になっていた

みのる「だからよう!

オレは自分が勝つより人を落とし入れるのが好きだって言ってんの!!」

ゆうき「だからそれがおかしい!っつってんだよ!

ゲームってのは勝つためにやるもんだろ!?」

みのる「オレはオレの楽しみ方したっていいじゃねーかよ!!」

ゆうき「だから何でオレばっか狙うんだよ!!」

みのる「好きなんだよ!!」

ゆうき「あ?、、」

みのるは自分で言ってちょっと頬を赤らめた

ゆうきもちょっと顔を赤らめた

そして

ゆうきが言った

ゆうき「ば、、バカな事いってんじゃねーよ!!おまえホモか!?」

みのる「ちげーよ!!おめーそういう解釈すんじゃねーよ!!」

ゆうき「とりあえずオレはトイレ行ってくるからよ!

その間に頭冷とけよ!?」

みのる「おめーもだ!!」

そしてゆうきは席を立ちトイレに向かった


廊下のトイレの前

ゆうきが到着すると

3人の不良が立っていた

その中の

スキンヘッドの舎弟の顔を見ると

ゆうきは叫んだ

ゆうき「あれ?おまえ井手じゃねーか!?」

スキンヘッドの舎弟はゆうきの顔を見ると

嬉しそうに言った

スキン舎弟「お!?おまえゆうきじゃねーか!!

久しぶりだなーおい!小学校ぶりじゃねーかよ!!

元気にしてたか!?」

ゆうきもスキンヘッドの舎弟に近寄って

嬉しそうに言った

ゆうき「おめーこそ元気にしてたかコノヤロー!!(笑)

ずいぶん背のびたじゃねーかよ!!

このらっきょうが!(笑)」

スキンヘッドの舎弟は嬉しそうに鼻をかきながら言った

井手らっきょう「へへっおまえこそずいぶん男らしくなったじゃねぇか(笑)」

ゆうきとスキンヘッドの舎弟は肩を組むと

なつかしい思い出話しに花を咲かせながら

となりの車両へ歩いていった

すると

不良リーダ−の横のトイレから

ジャジャァー!!

という音と共に

カチャッ

鍵をあけて

鈴木が出てきた

鈴木「ふぅーすっきりしたぜ」

すると

パンチパーマの舎弟が鈴木を見て言った

パンチ舎弟「あれ?おまえ、、鈴木か?」

鈴木はパンチパーマの舎弟を見て言った

鈴木「お?そういうおまえは佐藤じゃねーか

何やってんだ?こんなところで」

パンチパーマの不良は嬉しそうに鈴木に近寄った

パンチ舎弟「なんだよ鈴木!久しぶりじゃねーかよ!

弟も元気にやってっか?!」

鈴木「ああ、やつもあいかわらずだぜ

お前もなかなか元気そうじゃねーか

いい頭してんな佐藤(笑)」

パンチ佐藤「へっ!!人の事言える頭かよ?(笑)」

鈴木「ちげーねぇや」

そうして

二人は肩を組みながら

楽しそうに談笑しながらとなりの車両に歩いていった

そこへ

しびれを切らしたみのるがやってきた

みのる「ったく!どいつもこいつも帰ってこねーしよ!

何やってんだよちくしょー!!

オレだけミソっかすってか?

まるこめ味噌じゃねんだぞコノヤロー!!」

すると

不良リーダーがみのるを見て言った

不良リーダー「まるこ〜めみっそ♪」

みのるは不良リーダーを見て言った

みのる「あれ?ケンちゃんじゃねーか!!

何やってんだこんな所で!(笑)

第11話ぶりだなぁ!!」

不良リーダー「第11話って言うなよ(笑)

久しぶりだなーみのる!!元気にしてっか?」

みのる「ああ!この通りピンピンよ!!

おめーも相変わらず悪そうなカッコしてんなーおい!!(笑)」

ドンッ

みのるは不良リーダーの胸をこついた

不良リーダーは照れながら言った

不良リーダー「人のこと言えるなりかよ?(笑)」

みのる「へへ(笑)」


こうして

結果はともかく

7人は無事に助かったのであった

いやはや

ハチャメチャな始まりを見せた箱根の旅

この先いったいどうなる事やら(笑)


つづく(笑)




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