おつうじ
場所はゆうこちゃん
じゃなくて
宇宙船の中(笑)
ブィーン!!
ブィーン!!
と
バイオハザードのような警告音が鳴り響き
宇宙船に搭載されている電子頭脳
HAL 2500
が
くり返し
緊急事態を告げる
『ブラックホールまで後3分20秒』
『ブラックホールまで後3分19秒』
みのるが慌てながら叫んだ
みのる「おい!どうなってんだこりゃ!」
矢崎が叫んだ
矢崎「まずい!引き込まれたら宇宙船ごと潰されるぞ!!」
まどかが不安そうな声を出した
まどか「どうしよう!!」
矢崎がグラグラ揺れる宇宙船の中
壁に手をかけながら
操縦席に向かって行く
矢崎「とにかく全エンジンを逆噴射にするんだ!!」
ゆうきも地面を転がりながら言った
ゆうき「おいおい!大丈夫なのかよ!うわ!!」
ゴツンッ!!
ゆうき「いてぇ!」
ゆうきは後頭部を強くぶつけた
みのるが心配そうにゆうきに近付いた
みのる「ゆうき!大丈夫か!
どれどれコブの大きさをチェックうわ!!」
ゴロゴロ
ゴツンッ!!
みのる「ぐあぁ!!」
みのるも後頭部をぶつけた
鈴木が腕を組みながら言った
鈴木「おいおい遊びでやってんじゃねーんだぞ?」
と
その瞬間
宇宙船が急激に揺れた
グサッ!!
鈴木「ずふぅ!!」
金具が鈴木に刺さった
ガクンッ
鈴木は気絶してしまった
さらに宇宙船は揺れに揺れ続ける
矢崎が必死に叫んだ
矢崎「しょーたぁ!手をかしてくれ!!」
しょーた「うん!」
みのるの頭を持って傷を見ていたしょーたも
壁によっかかりながら操縦席に向かって行く
さらに宇宙船は激しく揺れる
まどか「きゃ!!」
まどかが部屋の端から端まで吹っ飛び
頭から理沙の腹に激突した
ズンッ
理沙「あぅっ!!」
ゴロゴロゴロゴロ
二人は宇宙船の中を転がって
壁にぶつかった
ドガンッ!!
まどか&理沙「うぅ、、、」
しょーたが矢崎を見て叫んだ
しょーた「矢崎くんDエンジンを360ヘルツまであげて!!」
矢崎「わかった!!」
HAL 2500が警告を発する
『ブラックホールまで後5秒』
『ブラックホールまで後4秒』
矢崎「まずい!!」
その時
ケツに刺さった金具を引っこ抜いて鈴木が意識を取り戻した
鈴木「うぅ、、お、、ケツがすっきりしたな」
しょーたが叫んだ
しょーた「鈴木くん!!ふせて!!」
鈴木がのうのうと言った
鈴木「つーかよう、あの瞬間移動とかできんだろ?これ」
矢崎&しょーた「あ!!そうか!!」
しょーたが慌ててボタンを押した
ピピッ
すると
急に宇宙船の揺れがおさまり
あたりは静かになった
みのる「う、、うぅ、、、」
ゆうき「な、、なんだ?、、、助かったのか?、、」
倒れていた理沙も
腹を押さえながらゆっくり立ち上がった
理沙「ん、、んん、、」
まどかも目をさました
まどか「う、、、たすか、、たの?、、」
矢崎がすすのついた顔で言った
矢崎「どこに着いたんだ?、、」
みんなは恐る恐る窓の外を見た
すると
まどの外では
こたつに入ったリサイクルじいさんが
お茶を飲みながら新聞を読んでいた
リサイクルじいさんは宇宙船に気付くと
嬉しそうに言った
リサイクルじいさん「おお!帰ってきたか!
どうじゃった宇宙の旅は?
なかなか良い経験になったじゃろ?
ん?
みんなどうしたんじゃ?」
ゆうきが宇宙船から飛び出した
ゆうき「どうしたじゃねーよ!じいさんよう!!」
みのるも飛び出した
みのる「オレらブラックホールに吸い込まれそうになったんだぜ!?」
鈴木がのうのうと出てきた
鈴木「うん、おつうじが良くなったようだ」
しょーたと矢崎もほっとしたように顔を見合わせて笑った
まどかと理沙も宇宙船からおりてきた
理沙「いたたた、、、」
まどか「ちょっと!ブラックホールなんて聞いてなかったよ!?」
リサイクルじいさんは驚いたように言った
リサイクルじいさん「なんと!ブラックホールとな!?
そりゃまたとんでもないもんに遭遇したもんじゃ
でも、みんな無事みたいで良かったの
終わりよければ全てよし、とな
ふぉっふぉっふぉ」
ゆうき「うるせー!こっちはでっけーたんコブつくってんだぞ!」
リサイクルじいさん「ふぉっふぉっふぉ
本当に元気のよい子たちじゃ」
ゆうき「きけっつの!」
いやはや
なんだか意外とパッと帰ってきた7名
さて、明日からまた日本での学校生活がはじまる
ちょっと不思議な夏休みなのであった
ふぉっふぉっふぉ
(笑)
つづく(笑)
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