2005年 宇宙の旅
夏の終わり
まだ蝉(せみ)の泣き声が響き渡る
みのるは品川水族館の近くにある大きな公園にいた
大きな池のほとりにある石に腰掛けると
携帯電話を取り出し
みんなに連絡を始めた
みのる「お、矢崎か?すごい旅行が決まったぜ!
今から西高の裏の山のふもとの2丁目に来てくれよ
びっくりする事が起こるぜ?(笑)」
そして数日後
いや
数十分後
つづく(笑)
いや
じゃなくて(笑)
えー
数日後(笑)
みのる
ゆうき
鈴木
高木理沙
佐藤まどか
矢崎
しょーた
の
計7名はリサイクルじいさんの家に集まっていた
みなそれぞれのバッグやリュックサックに荷物を詰め込み
海外旅行にでも行くような風貌である
場所は地下室
近未来型の容姿をした不思議な乗り物を見つめながら
みのるが眉をひそめて言った
みのる「なあ、じいさん、これってさー
これ7人も乗ったらギュウギュウじゃねーか?」
リサイクルじいさんは微笑みながら言った
「ふぉっふぉっふぉ(笑)
これはのぅ、わしの発明した新機種じゃからな
特殊な電磁波動を操ることによって
その船の大きさを自由に変型できるんじゃ
すごいじゃろ?」
ゆうき「電磁は?。。」
ゆうきは意味わからなそうに言った
リサイクルじいさんはさらに説明を続けた
「しかもじゃな
宇宙のX.Y.Zの座標を入力すれば
行きたい場所に瞬間移動できるんじゃ
もちろん普通に宇宙を旅するモードにも切り替えられるからの
自由自在に好きな場所に好きなように行けるんじゃ
すごいじゃろ? 新機種じゃからのぅ」
しょーたが目を丸くして言った
「おじいさん、、すごいですね
新機種って事は前にもお造りになったんですか?」
リサイクルじいさんは嬉しそうに言った
「そうじゃ、この機種は三台目でな
P504iSって言うんじゃ」
ゆうき「どっかで聞いた名前だな」
リサイクルじいさんはみなを宇宙船の入り口へ案内した
「さ、ここから入りなされ
楽しい旅をエンジョイしておいで」
理沙とまどかはピュアな笑顔でリサイクルじいさんに言った
理沙&まどか「おじいさん、ありがとう楽しい旅にしてくるからね☆」
リサイクルじいさんは頬を赤らめて照れ笑いをした
鈴木「このエロじじいが」
リサイクルじいさん「うっさい!さっさと乗らんか!」
そして7人は近未来型の宇宙船に乗り込んだ
みのるが船内を見渡して言った
みのる「すげー!なんか映画に出てきそうな操縦席だな!」
矢崎も目を輝かせて船内を見渡しながら言った
矢崎「うん、すごい、おしゃれだね、じいさんセンスいいんだな」
ゆうきがハキハキと小学生のように言った
ゆうき「さ!じゃ、出発しようぜ!
これを押せばいいのか!」
ポチっとな
ブシューッッ!!!!
すごい煙りと共に宇宙船が中に浮いた
リサイクルじいさんが慌てて飛び寄った
「バカ!違う!最初は瞬間移動でだな!
うわわわ!!
家が壊れてしまう!!」
みのるが入り口のドアで叫んだ
みのる「え?!なんだって?じいさん!!
これか!?
このレバーを引けばいいのか?!」
みのるはドアのレバーを引いた
ウィーン!
ドアが閉まった
リサイクルじいさんが慌てて叫んだ
「だから全然違うじゃろ!!
最初は瞬間移動の装置を使ってまず宇宙に!
うわ!!」
ガタガタガタガ!!!
宇宙船が地下室の天井を突き破り
ドガーンンッ!!
という音と共に
リサイクルじいさんの庭の下から地面を突き破り飛び出した
リサイクルじいさんが慌てて地上に上がり
空へ飛んで行く宇宙船を見て叫んだ
「こらー!!
まだ操縦の説明が終わっとらんのじゃー!!」
リサイクルじいさんの声がなり止まない内に
宇宙船はスーッと空の彼方へ消えて行った
リサイクルじいさんは額の汗を拭いながら
空を見つめて言った
「やれやれ、行ってしもうた、、
ま、あの子達なら力を合わせて何とか帰って来るとは思うが、、
まったく元気のいい若者達じゃ
ふぉっふぉっふぉ(笑)
さて、庭の修復にかかるとするかな、、
こりゃ大変な打ち上げ飛行になったもんじゃ(笑)」
さて
操縦の仕方も教わらずに勢いで飛び出した7名
いやはや
どんな冒険の旅になるのか?
つづく(笑)
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